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くりやま もとむ Profile
大学在学中に競馬通信社入社。退社後、フリーライターとなり『競馬王』他で連載を抱える。緻密な血統分析に定評があり、とくに2・3歳戦ではその分析をもとにした予想で、無類の強さを発揮している。現在、週末予想と回顧コラムを「web競馬王」で公開中。渡邊隆オーナーの血統哲学を愛し、オーナーが所有したエルコンドルパサーの熱狂的ファンでもある。
栗山求 Official Website
http://www.miesque.com/

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2011年3月

2011年3月31日 (木)

毎日杯はレッドデイヴィス

日曜阪神12Rの毎日杯(G3・芝1800m)は、○レッドデイヴィス(2番人気)が最内から抜け出しました。
http://www.youtube.com/watch?v=VIXMlQcqCvI

1月のシンザン記念(G3)に次ぐ重賞制覇。力量どおり走った結果ですね。配合については1月10日のエントリー「シンザン記念はレッドデイヴィス」をご参照ください。3歳世代のアグネスタキオン産駒は、残念ながら骨折休養となった牝馬のレーヴディソールに加え、牡馬のレッドデイヴィス、ノーザンリバーと3頭の重賞勝ち馬が出ています。
http://blog.keibaoh.com/kuriyama/2011/01/post-1c12.html

2着△コティリオン(4番人気)は高い素質を秘めた馬ですが、周知のとおり折り合い面に弱点があります。今回は後方のインに馬を入れてなんとか折り合いをつけ、直線で弾けました。レースに注文がつくだけに計算の立ちづらい馬です。あの位置取りでは幸運が重ならないとなかなか前が開きません。

◎トーセンレーヴ(1番人気)は3着。リスポリ騎手によれば引っ掛かったとのこと。1、2戦目の超スローペースに比べれば流れてはいましたが、デビュー戦から中2週、中2週という押せ押せのローテーションで、馬のテンションが上がっていたのかもしれません。前走、アルメリア賞の回顧で、次走は「並の馬なら十中八九消えるパターン」と記しましたが、これまでより格段に強い相手にしっかり競馬になっていますし、この内容なら上出来でしょう。悲観することはないと思います。

2、3着はディープインパクト産駒。今回、コティリオンはうまくレースを運ぶことができましたが、トーセンレーヴは思わぬ弱みを見せました。当ブログでも何度か触れたように、気性面に由来する自爆傾向はディープインパクト産駒にしばしば見られます。それまで兆候を見せなかったのに、競馬に行ってスイッチが入ってしまうケースが目に付きます。このあたりをどう克服するかということは、馬を管理する側の大きな課題となりそうです。

2011年3月30日 (水)

レーヴディソール骨折

やはり……という言葉が脳裏をよぎった方も多かったのではないかと思います。周知のとおり、父アグネスタキオン、母レーヴドスカーはいずれも体質的に丈夫とはいえない血統。シーズン開幕前からこうした懸念はささやかれていました。今年のアグネスタキオン産駒の有力馬は、途中でリタイアする馬が見当たらず、どれもこれも順調でした。レーヴディソールにしても、潜在的な不安があることを忘れそうなくらい、これまでは何事もなかったのですが……。本当に残念というほかありません。屈腱炎などと異なり骨折は元通りに治ります。そこは不幸中の幸いでした。

フラワーCはトレンドハンター

土曜阪神12RのフラワーC(G3・芝1800m)は、初芝のトレンドハンター(5番人気)が豪快に抜け出しました。
http://www.youtube.com/watch?v=4imvFCR7GBc

同コースで行われた11RのスプリングSは、5ハロン通過が59秒5。対してフラワーCは59秒0で、レースの上がりは35秒9。ゆるみのない厳しい流れだったことがわかります。切れ味よりも持続力や底力が問われるレースでした。

勝ったトレンドハンターはここまで〔2・1・0・0〕という成績。そのすべてがダート戦でした。母ロイヤルペルラは「ブライアンズタイム×Storm Cat」というダート色の強い組み合わせで、2代母スターマイライフは Lady's Secret(米年度代表馬に輝いた女傑)の半妹にあたるパワータイプ。父がマンハッタンカフェといっても、芝替わりで買いたくなる配合ではありません。予想は無印でした。この鮮やかな勝ちっぷりにはビックリです。持続力や底力が問われるレースになったのも幸いしたのでしょう。桜花賞よりもオークス向きですね。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008100618/

マンハッタンカフェと Storm Cat の組み合わせは悪くなく、ほかにマッハヴェロシティ、アンシェルブルー、ツルマルジャパンといった活躍馬が出ています。

2着▲ハブルバブル(1番人気)は連闘でしたが頑張りました。やはり最低でもこれぐらいの距離があったほうがいいと思います。リスポリ騎手は最後の直線の不利を訴えており、勝ちに等しい内容といえるでしょう。

◎マイネイサベル(2番人気)は4着。前崩れの流れで3番手から粘ったのですから力は示しました。オークスが楽しみです。

2011年3月29日 (火)

スプリングSはオルフェーヴル

ハイレベルなメンバーが集まったものの、どれもはっきりとした不安点を抱えていたので、予想をする上では難しい一戦でした。△オルフェーヴル(1番人気)の場合は気性難。しかし、そのような素振りは見せず、スムーズに折り合って抜け出しました。
http://www.youtube.com/watch?v=IGGhJwcs1KU

ドリームジャーニー(有馬記念、宝塚記念、朝日杯フューチュリティS)の全弟ですから、血統はくどくど説明するまでもないでしょう。「ステイゴールド×メジロマックイーン」は、過去5頭が出走して3頭が重賞を制覇(ドリームジャーニー、オルフェーヴル、フェイトフルウォー)。素晴らしいニックスです。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008102636/

今年は皐月賞が東京競馬場で行われます。全兄ドリームジャーニーは東京競馬場での成績が振るいませんでした。血統が同じだからといって同じように東京競馬場を苦手にするとは限りませんが、懸念材料であることは確かでしょう。

◎リベルタス(2番人気)は13着。前走の若駒Sは体調どん底ながら勝ちました。今回は良くなるだろうと思っていたのですが、調教の過程を見ると意外に良くなっていないので不安はありました。よほど急上昇しないかぎり春は難しいかもしれません。

2011年3月28日 (月)

高松宮記念はキンシャサノキセキ

道中いくつかのアクシデントがあり、力を出し切れない馬が多かったのですが、○キンシャサノキセキ(3番人気)の勝利の価値が損なわれるものではありません。8歳(正確には7歳半)にしてこの競馬ですから「参りました」の一語です。
http://www.youtube.com/watch?v=DNIuUC9LDmc

8歳馬の平地重賞制覇は、カンパニーの天皇賞・秋とマイルCS、そしてウルトラファンタジーのスプリンターズS。過去わずか3例しかありませんでした。これは Pleasant Colony の影響でしょうか。成長力に富んだ晩成型の血です。

Pleasant Colony が属す Ribot 系は気性面の難しさがひとつの特徴であり、スタミナは持っていても短距離型に出ることが珍しくありません。カッと燃える気性がそうさせるのでしょう。キンシャサノキセキがスプリンターとなったのもこの血の影響だろうと思います。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2003110212/

Pleasant Colony の孫にあたるタップダンスシチーは、短距離馬ではありませんでしたが、馬群のなかで我慢を強いられるのは苦手で、逃げることで力を発揮するタイプでした。どことなく Ribot 系っぽい気難しさが垣間見える馬でしたね。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/1997110043/

10着に敗れた◎ジョーカプチーノ(1番人気)は3コーナーで挟まれる不利。藤岡康太騎手曰く「減速した後はエンジンがもう掛かりませんでした」(ラジオNIKKEI競馬実況web)。こんな馬ではないので秋のスプリンターズS(G1・芝1200m)でリベンジしてほしいですね。

2011年3月27日 (日)

ドバイワールドCは日本馬のワン・ツー・フィニッシュ!

競馬に携わってきてよかった、という気持ちを今日ほど強く感じたことはありません。

トランセンドの強気の逃げ。ヴィクトワールピサの早めマクリ。凄かったですね~。“勝つ”という気迫が伝わってくるレース運びでした。最後の直線の粘りは言葉になりません。日本馬のワン・ツー・フィニッシュが決まった瞬間の光景はおそらく一生忘れないでしょう。
http://www.youtube.com/watch?v=BDwNduibQ6w

他国の馬にとってはただの1レースだったかもしれませんが、日本馬にとってはそうではなかったはずです。未曾有の国難のさなか、背負っているものが違いました。レース後、ヴィクトワールピサのデムーロ騎手は右腕の喪章を幾度も示し、天を指差しました。そして、メイダンに流れる君が代。感無量です。

ヴィクトワールピサは元PO馬で、出走レースは可能なかぎり現地観戦してきました。今回も密かに観戦プランを練っていたのですが、大震災でそれどころではなくなってしまいました。日本競馬はいま非常に困難な状況にあります。この1勝が競馬ファンや関係者をどれほど勇気づけたかということは、いまを生きるわれわれにしか理解できないことであり、後世、紙の上の記録からは決して窺い知ることはできないでしょう。

2011年3月26日 (土)

今週は阪神芝1800mで3つの3歳重賞

皐月賞を見据えたふたつの重賞が、同一週に同コースで行われるというのは記憶にありません。土曜阪神11RのスプリングS(芝1800m)は、G2の馬齢重量戦で、3着以内に皐月賞出走権が与えられます。日曜阪神12Rの毎日杯(芝1800m)は、G3の別定戦。

競馬場と距離が同じといっても、それ以外の条件を考えると実績馬はスプリングSに出てくるでしょう。毎日杯を選ぶと、場合によっては負担重量が増え、得られる賞金が減り、本番の優先出走権もありません(2着までに入ればだいたい出られますが)。

ただ、だからといって、スプリングS組のほうが皐月賞で好走するかといえば、そうは限らないと思います。この時期の3歳馬は1戦ごとに力量の変動がありますし、今年の皐月賞は東京競馬場で行われますから、左回りで順当に能力を発揮できるかどうかはわかりません。

一方、桜花賞を見据えたフラワーC(G3・芝1800m)は、中山から阪神に場所を移したことで、桜花賞と条件が近くなりました。ここをステップに本番に挑んだ馬は例年よりも信頼できるでしょう。といってもレーヴディソールの牙城を崩すのは並大抵ではありませんが……。

阪神芝1800mの種牡馬別連対率を、06年12月の馬場改修後の成績から並べてみます(最少レース機会数=10)。

1位 ハーツクライ    50.0%
2位 ディープインパクト 27.3%
3位 ロージズインメイ  25.0%
4位 ゼンノロブロイ   23.5%
5位 マンハッタンカフェ 22.4%
6位 ステイゴールド   22.1%
7位 グラスワンダー   21.7%
8位 キングカメハメハ  21.6%
9位 フレンチデピュティ 21.6%
10位 フジキセキ     21.3%

以上、ご参考までに。

2011年3月25日 (金)

フロックではないダノンミル

■日曜阪神10Rの若葉S(OP・芝2000m)は、ダノンミル(12番人気)が好位から伸びて押し切りました。
http://www.youtube.com/watch?v=Fk-X1Z26m2A

前走、小倉の未勝利戦(芝2000m)を勝ち上がったばかり。16頭中の12番人気という評価は妥当でしょう。ゆるみのないペースを好位から差し切ったレースぶりは、とくに展開に恵まれたわけでもなく、実力としかいいようがありません。勝ちタイム1分59秒1は施行場所が阪神競馬場に移った00年以降では最速。2着カフナ、3着ダノンシャークも戦績以上に力を秘めた馬ですからフロックではないと思います。ここにきてグングン成長していますね。侮ると痛い目に遭うかもしれません。

母スターリーロマンスはフジキセキの全妹にあたる良血。本馬の半姉ファイブスター(父クロフネ)は3勝、クリスティロマンス(父シンボリクリスエス)は2勝と、重賞クラスには届きませんがなかなかいい馬です。

「ジャングルポケット×サンデーサイレンス」は、ジャガーメイル、トールポピー、フサイチホウオー、アプリコットフィズ、トーセンキャプテン、ダイワファルコンなど多くの活躍馬が出ているニックス。この配合をインスタントに見分けるコツは“2代母の父”にあります。ここにスピードタイプや軟弱な血が入ると減点です。たとえば、Mr.Prospector 系などが入るパターンはあまり結果が出ていません。逆に、いかつい Northern Dancer 系とか、ヨーロッパ型の重厚な血とか、スタミナに秀でた血とか、そういういった血はフィットします。本馬の2代母の父 Le Fabuleux は、フランス産のステイヤーですからいいでしょう。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008102875/

■月曜阪神5Rの新馬戦(芝1800m)は、△アイヴィーリーグ(4番人気)が好位から抜け出しました。
http://www.youtube.com/watch?v=ppHQQEarkw4

新種牡馬リンカーンは、昨年6月から3月第1週まで58頭がデビューし、1頭も新馬戦を勝っていませんでした。これが初めての新馬勝ち馬となります。基本的に仕上がりは早くなく、素軽さもイマイチですが、パワーとスタミナは十分。サンデー系というイメージは薄く、グレースアドマイヤ(リンカーンの母)っぽい特長を伝える種牡馬です。おそらく産駒は総じて晩成型でしょうから、3歳夏を越してからが本番で、古馬の中長距離路線ではリンカーン産駒がかなり頑張ってくるのではないかと思います。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008104893/

近親にこれといった活躍馬はいませんが、母方はフレンチデピュティ、トウショウボーイと優れた影響を与える血で構成されており、高い潜在能力を感じさせます。Hyperion が配合の中核となっているのがいいですね。古馬になってからが楽しみです。

2011年3月24日 (木)

次走は疑問も素質高いフルアクセル

■日曜阪神3Rの3歳未勝利戦(芝1600m)は、出遅れて後方追走となったフルアクセル(7番人気)が直線で豪快に抜け出しました。上がり3ハロンは33秒9。アグネスタキオン産駒らしい切れ味でした。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008102748/

母アクセラレイションはコリーダ賞(仏G3・芝2100m)の勝ち馬。繁殖牝馬としてはこれといった産駒を出していません。ドイツ血統で構成されているのがセールスポイントです。母の父 Acatenango は3年連続で独年度代表馬に輝いた名馬で、種牡馬としてもドイツで5回リーディングサイアーとなりました。ジャパンC(G1)を勝った Lando の父でもあります。

昨年4月22日のエントリー「勢力を拡大するドイツ血統」で以下のように述べました。

「現代における最も重要なドイツ血統は、1974年に誕生した Surumu でしょう。『スタミナはあるが重く、道悪が上手でスピードに乏しい』といった旧来のイメージから脱した、現代性を帯びたドイツ血統です。スピードがあり、堅い馬場も苦にしません。Surumu の2代母 Suncourt はテスコボーイの母でもあります。」
http://blog.keibaoh.com/kuriyama/2010/04/post-5cf1.html

Acatenango の父は Surumu です。

ドイツ血統を持つアグネスタキオン産駒はこれまで数頭おり、アドマイヤオーラ(ブエナビスタの半兄)が弥生賞(G2)と京都金杯(G3)を勝ちました。本馬はそれに次ぐ活躍馬となるかもしれません。

2代母 Whirlwind が持つ Tom Rolfe 4×3がいいですね。アグネスタキオン産駒はやや線の細いところがあるので、そうした弱点を補う Ribot 系の血は合います。ダービー馬ディープスカイも母方に Ribot 系が入っています。

出遅れて後方追走、というレースぶりには改善の余地があります。今回のような派手な勝ちっぷりは、次走人気を押し上げる要因となりますが、昇級戦で出遅れが直る保障はありません。高い素質は認めつつ馬券的には嫌ってみたいところではあります。

■日曜阪神6Rの新馬戦(ダ1800m)は、中団から徐々にポジションを押し上げた◎トーセンウィーク(4番人気)が終始外を回りながらねじ伏せました。
http://www.youtube.com/watch?v=rgmck31SD04

『ブラッドバイアス・血統馬券プロジェクト』に提供した予想は◎△で馬単3660円的中。予想文を転載します。

「◎トーセンウィークは『フジキセキ×デピュティミニスター』という組み合わせ。全兄にダート王カネヒキリがいる。フジキセキ産駒のダートホースのモデルケースともいえる好配合馬。超大型馬なので使ってからの可能性もあるが、素質に賭けてみたい。」
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008103356/

フジキセキ産駒は大雑把にいって Mr.Prospector や Princely Gift を持つものが走る傾向が見られます。カネヒキリとその全弟トーセンウィークは、この基本ラインを押さえつつ、ダート血統として定評のある Deputy Minister を入れています。シンプルで力強いですね。稽古はイマイチでしたが実戦で強さを見せました。血の力でしょう。

2011年3月23日 (水)

ステイゴールドと Nijinsky は好相性

■土曜阪神5Rの新馬戦(芝2000m)は、△サワノファンタス(7番人気)が好位から抜け出しました。
http://www.youtube.com/watch?v=4nOAiE_4MQU

新馬戦をずっと見ている方なら気づかれていると思うのですが、ステイゴールドの現3歳世代は新馬戦で馬券になるケースが目立ちます。同産駒といえば以前は新馬戦で切るのが隠れたセオリーでしたが、現3歳世代ではその作戦が通用しません。とくに芝1600m以上では連対率21.2%。これは立派な成績です。

半兄サワノパンサー(父タイキシャトル)はOP馬。同じく半兄のサワノブレイブ(父ブライアンズタイム)は準OP馬。母は「トニービン×マルゼンスキー×フォルティノ×Crepello」と代々一流種牡馬ばかりを掛けてきた隙のない構成で、高いポテンシャルを感じさせます。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008101426/

ステイゴールドは Nijinsky を抱えた繁殖牝馬と好相性を示しています。シルクメビウス、ナカヤマナイト、アルコセニョーラ、マイネレーツェル、フェイトフルウォー、エムエスワールドなどがこのパターンに当てはまります。

このうち、シルクメビウス、ナカヤマナイト、マイネレーツェル、エムエスワールドは、Nijinsky 系のなかでもマルゼンスキーを持っています。サワノファンタスも同パターン。中長距離で強そうなタイプですね。

◎ポレモス(4番人気)は3着。牝馬ながらよく頑張りました。予想は△△◎で3連複11870円的中。

■日曜阪神1Rの3歳未勝利戦(ダ1800m)は、シシリアンブリーズ(1番人気)が逃げて後続を6馬身ちぎりました。
http://www.youtube.com/watch?v=DtqbVnalxCU

クロフネ(ジャパンCダート、NHKマイルC)、Bella Bellucci(アスタリタS)の半妹にあたる良血。父ゼンノロブロイは基本的には芝向きの中距離タイプですが、硬めのアメリカ血統で構成されているので、配合次第ではダート巧者も出します。本馬は芝の新馬戦で2着ですから芝適性も十分。ただ、勝ちっぷりを見ると本領発揮の舞台はダートでしょう。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008103302/

競馬王 2011年11月号
『競馬王11月号』の特集は「この秋、WIN5を複数回当てる」。開始から既にWIN5を3回的中させている松代和也氏の「少点数に絞る極意」、Mr. WIN5の伊吹雅也氏が、気になる疑問を最強データとともに解析する「WIN5 今秋の狙い方」、穴馬選定に困った時のリーサルウェポン、棟広良隆氏&六本木一彦氏の「WIN5は『穴馬名鑑』に乗れ!」、オッズから勝ち馬を導き出す柏手重宝氏の「1億の波動(ワオ!)」、亀谷敬正氏&藤代三郎氏が上位人気の取捨を極める「迷い続ける馬券術」、夏競馬期間中WIN5を6戦3勝している秘訣を探る「赤木一騎の次なる作戦」など、この秋、一度ならず二度、三度とWIN5を的中させるための術が凝縮されています!! また「大穴の騎手心理」では、世界を股にかけるトップジョッキー・蛯名正義騎手をゲストにお迎えしました。その他、今井雅宏氏の「新指数・ハイラップ指数大解剖」や、久保和功氏の「京大式・推定3ハロン」など、盛り沢山の内容となっています!!