きのうのベッティングの結果は以下のとおり。
★アルジェリアVSスロベニア →→ ○
★セルビアVSガーナ →→→→→→ ×
★ドイツVSオーストラリア →→→ ×
オーストラリアはドイツにボコボコにされたわけですが(0対4)、0対2で前半を終えたあと、ハーフタイムにオーストラリアのスタジオにカメラが切り替わると、痛ましいぐらいのお通夜状態。後半が終わってもう一度カメラが戻ってくると、「退場者も出ちゃったし仕方ないね。今日のところはノーカウントってことで」みたいなノリでした。
そういえば、オーストラリアに帰還した小惑星探査機「はやぶさ」のニュースもやっていました。ちゃんと「ジャパニーズスペースクラフト」と紹介されていたのでよかったです。
午前中にTABで払い戻しを受けてからロイヤルランドウィック競馬場へ。書き忘れていましたが滞在場所はシドニーです。セントラルステーションから出ている競馬場行きのバスは乗り場が分かりにくいので、もし行く場合はタクシーを利用したほうがいいですね。距離にして5キロ、料金はだいたい15ドル(約1100円)です。
ロイヤルランドウィック競馬場はAJCダービーなどオーストラリアの主要競走が行われます。スタンドはそれほど大きくなく、平日ということもあり場内は閑散としていました。年金生活のお爺ちゃんがメインの客層です。場内には「The Octagonal Bar」など、過去の名馬の名を冠した施設がいくつかありました。
昼の12時が第1R。天気は晴天。海外で馬券を買うときは単勝が多いのですが、今回は日本にいるときと同じく連勝複式(クィネラ Quinella)で勝負。これがなかなか好調で、第6Rまで利益を積み上げました。
最終の第8Rまでいると帰り道が混んでしまうので、第7Rで切り上げて競馬場を後にすることは当初から決めていました。オーラスの有り金勝負というクイズダービー方式です。
競馬場の片隅でノートパソコンを開き、「Thoroughbred Horse Pedigree Query」でカタカタと出走馬の血統を調べる怪しげな東洋人。1頭いい馬がいました。Proud Citizen 産駒の Patricians Glory という4歳牡馬です。Arctic Dancer=Northern Dancer 4×3という全きょうだいクロスを持ち、母は Dixieland Band×Vaguely Noble というパワー兼備のスタミナタイプ。第7Rはこの日のレースの最長距離(1800m)、しかも馬場が渋っていたのでいかにも合いそうです。
http://www.pedigreequery.com/patricians+glory2
レースは、目論見どおり Patricians Glory が突き抜けて圧勝。しかし、喜びもつかの間、ヒモがまったく来ず、馬券は惨敗。10頭立てで1頭軸から5頭に流しながら引っかからないとは……。
これでシドニーの旅は終わりです。競馬場は市街中心部から近く、馬券も買いやすいので、なかなか満足度が高かったですね。このトシになると“最寄りの駅から歩いて30分、タクシーもなし”といった競馬場はもういいや、という感じです。いま空港でこれを書いています。これから帰りの飛行機に乗るので日本VSカメルーンは見られません。