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くりやま もとむ Profile
大学在学中に競馬通信社入社。退社後、フリーライターとなり『競馬王』他で連載を抱える。緻密な血統分析に定評があり、とくに2・3歳戦ではその分析をもとにした予想で、無類の強さを発揮している。現在、週末予想と回顧コラムを「web競馬王」で公開中。渡邊隆オーナーの血統哲学を愛し、オーナーが所有したエルコンドルパサーの熱狂的ファンでもある。
栗山求 Official Website
http://www.miesque.com/

旅行

2010年8月 2日 (月)

ちょっと館山へ

猛暑の日々に仕事ばかりしているのものナンなので、房総半島の突端、千葉県館山市へ遊びに行ってきました。東京湾アクアラインや館山道の全線開通によりホントに近くなりました。都内から2時間もかかりません。

何が目的というわけではなく、単なる骨休めですから、美味しい海の幸を食べて浜で遊ぶ。ただそれだけです。

『くろんぼ』という海の家がありました。目にした瞬間、思わずハラハラしてしまったのですが(笑)、要するにのどかなんですね。昭和時代を振り返れば日焼けを競う「くろんぼコンテスト」があちこちで開催されていました。そのノリです。

ビーチが西向きなので水平線に太陽が沈んでいきました。この絶景も売り物のひとつです。

南房総市や館山市あたりは、レジャー、小旅行、終の棲家の候補地、といった方面でWAVEが来そうな予感がします。冒頭に記したように交通機関の発達は大きいですね。水や食べ物が抜群に美味しく、温泉が湧き、風光明媚なところなので安らげます。

2010年7月14日 (水)

セレクトセール見聞記(2)

2日目の目玉はヒップナンバー355、「アコースティクスの2010」。ダービー馬ロジユニヴァースの全弟です。

立ち歩いてセリの戦況を見つめる“トーセン”の島川隆哉氏。その近くに取材場所を移動しました。彼が参戦することは誰の目にも明らかでした。5000万円からのスタートで、階段を上がるように値が上がっていきます。島川氏は自身のスタッフとおぼしき方々と談笑つつ、序盤は静観。

「8800ま~ん♪ 8800ま~ん♪」というオークショニアの声が響いた瞬間、柔和な笑顔のなかで鋭く眼が光り、島川氏の右手が小さく動きました。初ビッド。ここからは一歩も引かぬ構えで攻め続け、ライバルたちを圧倒しました。落札価格は1億1200万円。

ダービー馬ロジユニヴァースは休養後の成績がイマイチなので評価を落としていますが、ヴィクトワールピサと似た配合構成でもあり、その全弟にこの値段がつくのは当然です。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2006103140/

この日は2頭のミリオンホースが誕生しました。もう1頭はグローブエクワインマネージメント(有)が1億500万円で落札した「フェスタデルドンナの2010」。先々週のラジオNIKKEI賞(G3)で2着となったクォークスター(父アグネスタキオン)の半弟で、父はゼンノロブロイ。「ゼンノロブロイ×ヘクタープロテクター×ノーザンテースト」という組み合わせはアグネスワルツ(オークス3着)と同じです。
http://keiva.jp/haigo_kekka.php?id=01434&id2=034816

1頭ずつ有力馬を紹介しているといくら紙幅があっても足りないので、ブログで触れるのはこのあたりにしておきます。詳しくは『競馬王』や『競馬総合チャンネル』でどうぞ。

2日間を通して数字的には低調でした。ただ、世界経済が混迷の色を深めている状況で、金融危機以前と同じように資金を投入できる馬主はわずかでしょう。これは日本だけでなくヨーロッパやアメリカなどでも同じことがいえます。また、サンデーサイレンスというスーパーサイアーが存在した時代も二度と戻ってくることはありません。ミリオンホースがどんどん誕生していた数年前までがバブルであり、当時を基準に現在の状況をとらえるのはあまり意味がないと思います。今後数年、前年割れの数字が出るのは仕方のないことであり、現状維持なら御の字でしょう。

2010年7月13日 (火)

セレクトセール見聞記(1)

日曜日の昼に東京を発って札幌に入りました。投宿先のホテルでメイレースをテレビ観戦したあと、ケイアイガーベラに関するブログ記事を書き上げ、午後6時、すすきのの某海鮮居酒屋に札幌在住の望田潤さん、馬産地在住の kuwa さん、不肖わたくしの3人が集まり同窓会を開きました。何度かブログで触れているように競馬通信社の元同僚です。望田さんとは年1~2回は飲む仲ですが、kuwa さんとはなんと17年ぶり(!)。正確にいえば93年秋以来です。

友達とはいいもので、数語交わしただけで17年の時空を飛び越えることができます。まるできのう別れたばかりのような打ち解けた雰囲気で旧交を温めました。楽しいの一語でしたね。ほかのお客さんがすべて帰ってしまった後もしゃべり続けていました。

翌朝早く、ワールドカップの決勝戦を観ようとテレビをつけたところ、チャンネル操作部分が壊れていてHBC北海道放送しか映らず、結局、観ることができませんでした。無念。

月曜日は雨。近くのホテルに泊まった kuwa さんが「セレクトセール会場まで車で送って行ってあげるよ」といってくれたので、お言葉に甘えることにしました。札幌からノーザンホースパークまでの1時間半、ずーっと血統の話。気がつくと Tamerett や Buchan について、お互い血統表も見ずに配合構成やその意義について語り合っており、客観的にみてかなり気持ち悪いなと思いました(笑)。

セリ1日目はやや盛り上がりに欠けました。会場でお会いした村本浩平さんは「きょうは目玉がいないですね」と語っておられました。たとえばビワハイジ、スカーレットブーケ、エアグルーヴ級の繁殖牝馬の子が1頭でもいれば、それを契機にセリが活気づくのですが、ネームバリューに乏しい繁殖の子ではそうはいきません。ただ、インフレ的な値段の上昇がないので「本当に買いたい馬がいる人にとってはいいセリじゃないですか」とも。たしかに、こんないい配合の馬がこんなに安くていいの? という例がいくつかありました。

気が滅入るような強い雨が降っていたのも購買意欲に水を差した部分があったかもしれません。雨の影響なのか途中で停電となり、オークショニアのマイク音声が入らずセリがストップするアクシデントもありました。換気扇まで止まってしまい、野外の出店で調理している焼き肉の、ほんのりと香ばしい煙が会場内に漂ってきて、お昼どきだったものでそれが妙に食欲をそそるという一幕もありました。

その夜は亀谷敬正さんとすすきので会食。彼はテレビそのままの明朗な人柄です。去年は2日目の夜に飲んだのですが、“ジンギスカン→ジンギスカン”というハシゴでした。これは配合的に濃すぎるというので、今年はバランスに気を遣って“寿司→ジンギスカン”という流れ。“軽×重”は配合の王道なので正解でした。ダービーの“ローズキングダム本命”の内幕などを楽しく聞かせてもらい、日付が替わるころホテルに戻りました。

2010年6月14日 (月)

ロイヤルランドウィック競馬場

きのうのベッティングの結果は以下のとおり。

★アルジェリアVSスロベニア →→ ○
★セルビアVSガーナ →→→→→→ ×
★ドイツVSオーストラリア →→→ ×

オーストラリアはドイツにボコボコにされたわけですが(0対4)、0対2で前半を終えたあと、ハーフタイムにオーストラリアのスタジオにカメラが切り替わると、痛ましいぐらいのお通夜状態。後半が終わってもう一度カメラが戻ってくると、「退場者も出ちゃったし仕方ないね。今日のところはノーカウントってことで」みたいなノリでした。

そういえば、オーストラリアに帰還した小惑星探査機「はやぶさ」のニュースもやっていました。ちゃんと「ジャパニーズスペースクラフト」と紹介されていたのでよかったです。

午前中にTABで払い戻しを受けてからロイヤルランドウィック競馬場へ。書き忘れていましたが滞在場所はシドニーです。セントラルステーションから出ている競馬場行きのバスは乗り場が分かりにくいので、もし行く場合はタクシーを利用したほうがいいですね。距離にして5キロ、料金はだいたい15ドル(約1100円)です。

ロイヤルランドウィック競馬場はAJCダービーなどオーストラリアの主要競走が行われます。スタンドはそれほど大きくなく、平日ということもあり場内は閑散としていました。年金生活のお爺ちゃんがメインの客層です。場内には「The Octagonal Bar」など、過去の名馬の名を冠した施設がいくつかありました。

昼の12時が第1R。天気は晴天。海外で馬券を買うときは単勝が多いのですが、今回は日本にいるときと同じく連勝複式(クィネラ Quinella)で勝負。これがなかなか好調で、第6Rまで利益を積み上げました。

最終の第8Rまでいると帰り道が混んでしまうので、第7Rで切り上げて競馬場を後にすることは当初から決めていました。オーラスの有り金勝負というクイズダービー方式です。

競馬場の片隅でノートパソコンを開き、「Thoroughbred Horse Pedigree Query」でカタカタと出走馬の血統を調べる怪しげな東洋人。1頭いい馬がいました。Proud Citizen 産駒の Patricians Glory という4歳牡馬です。Arctic Dancer=Northern Dancer 4×3という全きょうだいクロスを持ち、母は Dixieland Band×Vaguely Noble というパワー兼備のスタミナタイプ。第7Rはこの日のレースの最長距離(1800m)、しかも馬場が渋っていたのでいかにも合いそうです。
http://www.pedigreequery.com/patricians+glory2

レースは、目論見どおり Patricians Glory が突き抜けて圧勝。しかし、喜びもつかの間、ヒモがまったく来ず、馬券は惨敗。10頭立てで1頭軸から5頭に流しながら引っかからないとは……。

これでシドニーの旅は終わりです。競馬場は市街中心部から近く、馬券も買いやすいので、なかなか満足度が高かったですね。このトシになると“最寄りの駅から歩いて30分、タクシーもなし”といった競馬場はもういいや、という感じです。いま空港でこれを書いています。これから帰りの飛行機に乗るので日本VSカメルーンは見られません。

2010年1月 1日 (金)

あけましておめでとうございます

昨年末は新潟へプチ旅行に行ってきました。温泉に浸かりながら競馬界の行く末を憂い、血の趨勢について思いを馳せ……といった高尚なことは一切なく、ひたすら海の幸を堪能してきました。この時期の日本海側はやはり寒ブリですね。絶品でした。

へぎそばで知られる須坂屋に寄ったところ、壁に寺山修司の色紙が飾ってありました。1978年8月28日の日付で、「一日一愛」。あとで調べてみたところラッキーウエストが勝った新潟記念の翌日でした。おそらく競馬中継に出演するために新潟を訪れたのでしょう。

その下には井崎脩五郎さんと鈴木淑子さんの色紙が。日付は1983年8月28日。偶然にも寺山修司のサインのちょうど5年後です。こちらも調べてみたところ、岡部騎乗のアップセッターがレコード勝ちした新潟記念の当日でした。ちなみに寺山修司はその3ヵ月前に47歳で亡くなっています。

新潟競馬場は、生まれて初めて足を運んだ競馬場です。たしか1985年、高校2年の夏でした。競馬好きの友人と行ったのですが、学生ゆえに懐がさびしく、まず鈍行で上野から会津若松まで行き、駅舎で野宿。翌朝、磐越西線で新潟へ向かいました。競馬場はカンカン照りで陽炎が立っていました。そのとき光景が、雪の舞う新潟の街を眺めているうちにふとよみがえりました。

2010年がやってきたといっても、この年になると特に新年の感慨はないですね。抱負も目標もなし。肩肘張らずにダラダラとやっていきたいと思います。本年もよろしくお願いいたします。

競馬王 2011年11月号
『競馬王11月号』の特集は「この秋、WIN5を複数回当てる」。開始から既にWIN5を3回的中させている松代和也氏の「少点数に絞る極意」、Mr. WIN5の伊吹雅也氏が、気になる疑問を最強データとともに解析する「WIN5 今秋の狙い方」、穴馬選定に困った時のリーサルウェポン、棟広良隆氏&六本木一彦氏の「WIN5は『穴馬名鑑』に乗れ!」、オッズから勝ち馬を導き出す柏手重宝氏の「1億の波動(ワオ!)」、亀谷敬正氏&藤代三郎氏が上位人気の取捨を極める「迷い続ける馬券術」、夏競馬期間中WIN5を6戦3勝している秘訣を探る「赤木一騎の次なる作戦」など、この秋、一度ならず二度、三度とWIN5を的中させるための術が凝縮されています!! また「大穴の騎手心理」では、世界を股にかけるトップジョッキー・蛯名正義騎手をゲストにお迎えしました。その他、今井雅宏氏の「新指数・ハイラップ指数大解剖」や、久保和功氏の「京大式・推定3ハロン」など、盛り沢山の内容となっています!!