アイヴィーリーグが新馬-500万を連勝
■土曜阪神7Rの3歳500万下(芝1600m)は、アイヴィーリーグ(3番人気)が力強く抜け出しました。
http://www.youtube.com/watch?v=2oAP2wImln4
新馬-500万下と2連勝。なかなか強いですね。新馬戦を勝ち上がった直後、3月25日のエントリー「フロックではないダノンミル」でも取り上げました。
http://blog.keibaoh.com/kuriyama/2011/03/post-8cab.html
新馬戦で動かないリンカーン産駒であるにもかかわらず、いいレースぶりで勝ち上がり、しかも配合が良好。2戦目の今回も楽勝ですから、かなりの好素材です。ダービーにも間に合うかもしれません。
母の父フレンチデピュティの優秀さは当ブログで何度か記してきたと思います。また、2代母の父にトウショウボーイが入るパターンも、ウオッカ、スイープトウショウ、ジョーカプチーノなどG1クラスの大物が目につきます。母の父トウショウボーイにはコスモバルクがいました。トウショウボーイは非社台の代表的な名血。現在も日高の繁殖牝馬のなかに脈々と息づいています。ここ10年以内に日高で誕生した超大物に、高い確率でトウショウボーイが含まれていることは、この血の卓越した影響力を示すものでしょう。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008104893/
■日曜阪神9Rの忘れな草賞(3歳OP・芝2000m)は、○エリンコート(3番人気)が中団から抜け出しました。
http://www.youtube.com/watch?v=WbiiI1dlAQA
父デュランダルは優秀な競走成績のわりに産駒成績はパッとしないのですが、最近はカリバーン、フラガラッハ、エアラフォンなど、着実に上昇してくる産駒が目につきます。デュランダル自身もそうでしたが晩成型の傾向がありそうです。
母エリンバードは伊1000ギニー(G2・芝1600m)の勝ち馬。というより武豊騎手が乗って1位入線→降着となったオペラ賞(仏G2・芝1850m)の印象が強いですね。来日して臨んだ京王杯SC(G2)、安田記念(G1)では見どころがありませんでした。配合的には好きなタイプで、Sir Ivor を持っているのでサンデー系との交配でいい子を出すのではないかと考えていたのですが、重賞級の産駒はまだ出ていません。エリンコートが最良の産駒となりそうです。ただ、今回は勝ちタイムも上がりも平凡だったので、オークスで勝ち負けになるにはちょっと足りないような気もします。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008102805/