今年のニュージーランドTは本番と直結しそう
スポーツ新聞を開けば桜花賞の話題で賑わっていますが、土曜阪神の最終レース、中山から場所を移して行われるニュージーランドT(G2・芝1600m)も今週の目玉レースです。
関西で行われることが関係しているのか、メンバー構成が近年にないほどの素晴らしさです。朝日杯1、2着のグランプリボス、リアルインパクトを筆頭に、ディープサウンド、ダノンシャーク、スギノエンデバー、ドナウブルー、キョウエイバサラ、ラトルスネーク、リキサンマックス……。これはもうNHKマイルCの前哨戦ではなく「日本版2000ギニー」といいたくなるほどの豪華メンバーです。ディープインパクト産駒が4頭出走します。
中山芝1600mは、外枠に入った時点で諦めムードが漂うほど、内外の枠に関してバイアスがあります。馬券を買う側にとってはそれがおもしろいわけですが、走らせる側にとっては厄介だと思います。しばしば実力以外のものが勝敗を分けるコースです。一方、阪神芝1600mは、まぎれが少なく実力がはっきり出るので、能力検定の場としてふさわしいといえるでしょう。
例年、ニュージーランドTとNHKマイルCは直結しませんが、今年はリンクする可能性が高いのでは、と思います。
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