府中牝馬Sはテイエムオーロラ
いまの府中はインコースが止まらないので、スローで逃げて直線突き放すという競馬がハマりました。予想は◎テイエムオーロラ(4番人気)だったので単勝はクリーンヒット(ただし14番人気の2着馬セラフィックロンプにはシルシが回らず……)。『ブラッドバイアス・血統馬券プロジェクト』に提供した予想文は以下のとおりです。
「◎テイエムオーロラは『マンハッタンカフェ×トニービン』という組み合わせ。母方にカーリアンが入るマンハッタンカフェ産駒は成功しており、レッドディザイア、ジョーカプチーノ、ガルボ、マッハヴェロシティといった活躍馬が出ている。本馬はこのニックスを持つ。過去の連対馬を分析すると、サンデーサイレンスあるいはトニービンを持った馬が強いという傾向が見られる。本馬はその両方を持っているのでレース適性は高いだろう。今年は実績馬にそれぞれ死角がある。準OPを勝ったばかりのこの馬にもチャンスはある。」
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2006106407/
予想文には書けませんでしたが、母ペリーヌの全弟に京都新聞杯(G2)と京阪杯(G3)を勝ったテンザンセイザがいます。
マンハッタンカフェ産駒は、成功パターンに当てはまる配合馬が素直に走る傾向があるので、POGにおいては最も走る馬を指名しやすい種牡馬だと思います。手前味噌になりますが、昨年の「栗山ノート」で指名したマンハッタンカフェ産駒5頭から、ゲシュタルト(京都新聞杯)、ハンソデバンド(共同通信杯)、サンディエゴシチー(札幌2歳S)と3頭の重賞ウィナーが誕生しました。今年もすでにカフェラピード、アッパーイースト、ラヴィアンクレールと3頭が勝ち上がっています。
「母方に Caerleon が入るマンハッタンカフェ産駒」という成功パターンは、おそらく当ブログの読者の方々にとっては聞き飽きたものでしょう。
配合について詳しくお知りになりたい方は、当ブログに連載した「マンハッタンカフェ整理整頓(1)~(5)」をご参照ください。テイエムオーロラが持つニックス(母方に Caerleon が入る)は連載3回目に記してあります。
http://blog.keibaoh.com/kuriyama/2010/07/post-ec5e.html
http://blog.keibaoh.com/kuriyama/2010/07/post-f22f.html
http://blog.keibaoh.com/kuriyama/2010/07/post-889f.html
http://blog.keibaoh.com/kuriyama/2010/07/post-fb5f.html
http://blog.keibaoh.com/kuriyama/2010/07/post-6154.html
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