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くりやま もとむ Profile
大学在学中に競馬通信社入社。退社後、フリーライターとなり『競馬王』他で連載を抱える。緻密な血統分析に定評があり、とくに2・3歳戦ではその分析をもとにした予想で、無類の強さを発揮している。現在、週末予想と回顧コラムを「web競馬王」で公開中。渡邊隆オーナーの血統哲学を愛し、オーナーが所有したエルコンドルパサーの熱狂的ファンでもある。
栗山求 Official Website
http://www.miesque.com/

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2011年10月 2日 (日)

札幌2歳Sはグランデッツァ

■札幌2歳S(G3・芝1800m)は好位追走の◎グランデッツァが好位追走から難なく抜け出しました。
http://www.youtube.com/watch?v=YeSx5gvfE4Q

予想は◎△△で馬単410円、3連単2430円的中。『netkeiba.com』の「No.1予想」に提供した予想文を転載します。

「◎グランデッツァは『アグネスタキオン×マージュ』という組み合わせ。半姉マルセリーナは桜花賞馬で、母マルバイユはアスタルテ賞(仏G1)など3つのマイル重賞を制した名牝。母方はヨーロッパ血統で構成されており、馬場が少々湿ったぐらいではへこたれない。ほんの少し気合いをつけた程度で後続を8馬身ちぎった前走の勝ちっぷりは圧巻。まだまだ未完成でレースぶりも荒削りだが、外からすんなり好位をキープできればこのメンバー相手に連を外すことはなさそう。」
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2009105989/

1200mの2歳重賞と違い、札幌2歳Sは来年のクラシックを思い描きながら予想することができるので、毎年検討するのが楽しみなレースです。今年は素直にグランデッツァが抜けていると評価して◎。外からすんなり好位をキープできた時点で半分レースは決まったようなものでした。

配合については9月21日のエントリー「グランデッツァ8馬身差圧勝」をご覧ください。Alcide 周辺の重厚な部分を強化した配合なので、雨の心配はしていませんでした。これで賞金は足りたのでゆったりとしたローテーションを組むことができます。次走は暮れの阪神でしょうか? 直線の長いコースでどんな脚が使えるのか楽しみです。
http://blog.keibaoh.com/kuriyama/2011/09/post-43d5.html

2着△ゴールドシップ(2番人気)の走りを見ていると母の父メジロマックイーンの姿がダブります。身のこなしがそっくりですね。直線でエンジンが掛かったときに思わず「おっ」と身を乗り出しました。鋭く追い込んで届かなかった馬はつねに強く見えるもので、現時点で過大視は禁物ですが、先々かなりいい形で完成しそうな予感があります。早熟型ではないのでこれからどんどん成長するでしょう。

■阪神11RのシリウスS(G3・ダ2000m)は、勝ったヤマニンキングリー(5番人気)を無印に落として大失敗。2年も勝ち星から遠ざかった6歳馬が初挑戦のダートで蘇り、しかもそれが重賞だったという例はきわめて稀です。
http://www.youtube.com/watch?v=zPgDoB4FU-0

武豊騎手は「初めてのダート戦なので砂を被らないポジションでレースをしようと思っていました」(ラジオNIKKEI競馬実況web)と語っています。ファインプレーですね。

2代母ティファニーラスはケンタッキーオークス(米G1・ダ9f)の勝ち馬で、その父 Bold Forbes、母の父 Graustark というパワー型の血統ですから、ダートをこなす下地はありました。父アグネスデジタルと同じく芝とダート双方で重賞を勝ったことになります。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2005105360/

前日に雨が降り、良馬場とはいえ軽い馬場コンディションだったことも幸いしたはずです。必ずしも状態面が良好というわけではなかったと思うので、調子が上がってくればさらに上のパフォーマンスが期待できます。もともと寒い時季のほうがいいタイプ。武豊騎手のお手馬であるスマートファルコンの座を脅かし、“男版ホクトベガ”といった存在になればおもしろいですね。

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      血 統 屋 http://www.miesque.com/
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コメント

栗山先生、注目のグランデッツアです!モニターで観ただけですが、馬体のつくりがゆったりしているので、距離延長も問題なさそうですね。レースも速いペースを追走して、終いもしっかりしてました。
驚いたのは二着のゴールドシップです!馬体もレースっ振りも大物感がありありです。またこれだけハズレのない配合はいまだかつてないのでは?先々が非常に楽しみな二頭です!

この時季、次から次へと有望な新馬がデビューするので、ついついそちらのほうに目が奪われがちですが、グランデッツァとゴールドシップは将来性抜群ですから、これから先どう成長していくか馬体の成長を含めて見ていきたいですね。

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