函館記念はキングトップガン
今週からBコースということで馬場の内側が良好なコンディション。1着△キングトップガン(4番人気)、2着マヤノライジン(12番人気)はラチ沿いをコースロスなく回って突き抜けました。
http://www.youtube.com/watch?v=VOc9foccNpU
1、2着はマヤノトップガン産駒。マヤノトップガンは現役時代に菊花賞(G1)、有馬記念(G1)、天皇賞・春(G1)を勝った名馬です。ブライアンズタイムの子ですから Roberto 系。
函館記念の展望を兼ねた7月23日のエントリー「芝1800~2000mのハンデ戦に強い Roberto 系」で、今回の条件に強いのは Roberto 系と記したのですが、マヤノトップガンの名は挙げませんでした。というのも、他の Roberto 系とは違い、この条件でそれほど目立った成績を挙げていなかったからです。今回はたまたまインぴったりの好位差しがハマったということでしょう。
勝ったキングトップガンは Red God と Nijinsky のニックスを持ちます。マヤノトップガン産駒のこのパターンからは、メイショウトウコン、チャクラ、ホッコーパドゥシャなどの活躍馬が出ています。汗をかきやすいこの夏場に12キロの馬体重増。パドックでも太目感がなかったので、体調面がよほど充実しているのでしょう。目黒記念に続いての重賞連勝です。ここ2、3年、もう終わったかと思うような低迷ぶりだったので、春ごろからの上昇ぶりには驚かされます。次走、何事もなければ札幌記念だと思いますが、相手が強化されての定量戦なので、やはり人気にはならないでしょう。しかし、この勢いなら侮ることはできません。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2003100796/
1着が8歳馬、2着が10歳馬、3着が8歳馬ですから合計26歳。おそらく過去のJRA平地重賞でこれを上回る例は存在しないと思います。
◎ミッキーペトラ(2番人気)はしんがり16着。4コーナーではすでに手ごたえがありませんでした。休み明けに激走したあとの中1週だったので、いわゆる二走ボケでしょうか。
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血 統 屋 http://www.miesque.com/
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こんばんは。
函館記念は真っ先に高齢馬をきって予想していたので全く話になりませんでした(泣)まさか3着まで独占するとは…。
自分の予想は、今年は上位人気馬はかなり怪しい気がしたので荒れると踏んで思い切って◎ルールプロスパーからいきました。距離適性が怪しかったので軽量いかして先行して紛れ込みを期待したのですが案外後ろからで、やはり距離も苦しかったかな。そもそもダイタクリーヴァが好きだったこともあって、数少ない産駒がこういうレベルで頑張っているとついつい応援したくなってしまいます。ダイタクリーヴァはマイル路線の方が向きませんか?
投稿: ダッテン牧場 | 2011年7月25日 (月) 21:36
こんばんは。仮にキングトップガンが本命でも、マヤノライジンはどうやっても印は打てませんでした。ハンデ戦は難しいものです。
ダイタクリーヴァは相手方の牝馬の血に左右されやすい種牡馬に見えるので、配合次第でどんなタイプの産駒でも出せそうな感触があります。しいて言えば万能型でしょうか。わたしがオーナーブリーダーで種付け料を安く済ませたいとしたらダイタクリーヴァを候補に考えますね。
投稿: 栗山求 | 2011年7月26日 (火) 03:54