Frankel 今季緒戦を快勝
デューハーストS(英G1・芝7f)など4戦全勝の Frankel が、4月16日に行われたグリーナムS(英G3・芝7f)を4馬身差で快勝。危なげなく今季緒戦をものにしました。昨年10月17日のエントリー「土曜日のレースあれこれ」に記したように、当時の段階ですでに英2000ギニー(G1・芝8f)の前売りオッズが1.8倍ですから、もし今回負けていたら大事件でした。
http://blog.keibaoh.com/kuriyama/2010/10/post-0e86.html
「Galileo×デインヒル」という身も蓋もない主流血統同士の組み合わせ。母方には Rainbow Quest、Stage Door Johnny という重厚な血が並んでいるので、パッと見では12ハロンも大丈夫ではないかという気がします。
http://www.pedigreequery.com/frankel3
問題は気性。母 Kind はスタミナ豊かな血統構成ながらスプリント路線を歩みました。テンションの高さを伝えているのかもしれません。管理するヘンリー・セシル調教師は、昨年秋にデューハーストSを勝ったあと、Frankel にマイル路線を歩ませる青写真を語りました。ところが、今季緒戦を前に、気性面の成長を理由に英2000ギニー→ダンテSという選択肢があることを示しました。もしダンテSのレース内容が良ければ英ダービーに向かうことになるでしょう。正直なところ、デューハーストSの走りっぷりを見ると、Danzig-デインヒルが強く出ているように感じ、距離がもちそうな匂いは感じられませんでした。セシル調教師のマジックが見ものです。
http://www.youtube.com/watch?v=N9LKFOMvCak
Uncle MoはWood Memorialの前に1回走ってますね。
http://www.bloodhorse.com/horse-racing/race/USA/GP/2011/3/12/8/timely-writer-s
投稿: abs | 2011年4月17日 (日) 10:31
ご指摘ありがとうございます。よく調べず思い込みだけで書いてしまいました。いけませんね~。さっそく記事を訂正させていただきました。
投稿: 栗山求 | 2011年4月17日 (日) 11:23