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くりやま もとむ Profile
大学在学中に競馬通信社入社。退社後、フリーライターとなり『競馬王』他で連載を抱える。緻密な血統分析に定評があり、とくに2・3歳戦ではその分析をもとにした予想で、無類の強さを発揮している。現在、週末予想と回顧コラムを「web競馬王」で公開中。渡邊隆オーナーの血統哲学を愛し、オーナーが所有したエルコンドルパサーの熱狂的ファンでもある。
栗山求 Official Website
http://www.miesque.com/

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2011年1月29日 (土)

荒れるシルクロードS

土曜日に京都競馬場で行われるシルクロードS(G3・芝1200m)は荒れる重賞です。短距離のハンデ重賞ですから、まぁ堅く収まるほうがおかしいともいえるわけですが……。北九州記念やCBC賞も似たような傾向がありますね。

過去5年間で1、2番人気が一度も連絡みしていません。ハンデ戦になってからの9年間、連対馬18頭のうち半数の9頭が6番人気以下。人気馬からは買いづらいレースです。トップハンデ馬は過去5年間で1頭しか連に絡んでいません。

ではどんな穴馬を買えばいいかというと、まず挙げられるのは準OPを勝ち上がったばかりの馬。条件クラスを脱したばかりのニューフェースですからハンデは軽くなります。前走から2~3キロ減が相場。ハンデ重賞に生まれ変わった02年以降、このパターンが3頭連対しています。いずれも人気薄でした。

今年は京阪杯からの直行組が目に付くのですが、過去の傾向からいえばあまり良績がないローテーションです。ただ、これは間隔が開くことによる体調面の問題なので、キッチリ仕上がっているなら神経質になる必要はないと思います。

昨年までのシルクロードSは2回京都4日目でした。今年は初日に移動しています。先週まではAコースで行われており、周知のとおり内伸びで前に行った馬が有利でした。今週からBコースに替わります。引き続き前が止まらない馬場でしょう。外を回らされたらキツイと思います。枠順も重要ですね。

血統的にはフジキセキ天国なのですが、今年の出走はファイングレインのみ。3年前の覇者とはいえ近走の成績では……。

馬券的には非常におもしろそうなので、大穴を狙って冒険してみたいレースです。

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