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くりやま もとむ Profile
大学在学中に競馬通信社入社。退社後、フリーライターとなり『競馬王』他で連載を抱える。緻密な血統分析に定評があり、とくに2・3歳戦ではその分析をもとにした予想で、無類の強さを発揮している。現在、週末予想と回顧コラムを「web競馬王」で公開中。渡邊隆オーナーの血統哲学を愛し、オーナーが所有したエルコンドルパサーの熱狂的ファンでもある。
栗山求 Official Website
http://www.miesque.com/

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2011年1月30日 (日)

シルクロードSはジョーカプチーノ

土曜京都11RのシルクロードS(G3・芝1200m)は、出遅れをものともせずジョーカプチーノ(1番人気)が差し切りました。
http://www.youtube.com/watch?v=mm7dEusyPMI

昨日のエントリーに記したとおり、1番人気もトップハンデも信用できないレース。それをダブルで背負い、出遅れの不利を克服して勝ったわけですから、能力が違ったとしかいいようがありません。土曜日の京都芝は、前開催と打って変わって後ろの馬でも届く馬場でした。馬場コンディションの変化も味方につけた感じです。

前半3ハロンが34秒8という超スローペースだったので最後は切れ味勝負。その能力に秀でたサンデー系のマンハッタンカフェ産駒がワン・ツー・フィニッシュを決めたということでしょう(2着アーバニティも同産駒)。1、2着馬はいずれも上がり3ハロン32秒6でした。行って粘るのが身上のサクラバクシンオー系はこういう展開になるとつらいですね。出走した4頭は掲示板に載れませんでした。

ジョーカプチーノの配合は、ブエナビスタ、レッドディザイアと非常によく似ています。これに関しては何度か書いた覚えがあり、いちばん最近では11月1日のエントリー「天皇賞・秋はブエナビスタ」に記しました。
http://blog.keibaoh.com/kuriyama/2010/11/post-e05f.html

高松宮記念はキンシャサノキセキとの一騎打ちでしょう。キンシャサは8歳馬ですが、ジョーカプチーノは5歳。しかも充実一途なので、こちらに分がありそうです。昨年暮れのラピスラズリS(OP・芝1200m)では前半3ハロンを33秒2で飛ばして逃げ切りました。ペース・展開が不問なのもいいですね。

◎センターライコウ(6番人気)は最後の直線、インからスルリと抜けた瞬間「やったか!?」と思ったのですが4着。持てる力を出し切った結果なので仕方ありません。まだ4歳なのでこれから強くなりそうです。

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