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くりやま もとむ Profile
大学在学中に競馬通信社入社。退社後、フリーライターとなり『競馬王』他で連載を抱える。緻密な血統分析に定評があり、とくに2・3歳戦ではその分析をもとにした予想で、無類の強さを発揮している。現在、週末予想と回顧コラムを「web競馬王」で公開中。渡邊隆オーナーの血統哲学を愛し、オーナーが所有したエルコンドルパサーの熱狂的ファンでもある。
栗山求 Official Website
http://www.miesque.com/

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2010年5月17日 (月)

ヴィクトリアマイルはブエナビスタ

体調万全なら力が抜けている海外帰りの2頭が、七~八分のデキで格下馬とどう戦うのか? 結果は見てのとおりです。ブエナビスタに関しては、追い切りの映像を見るかぎり、過去最低のコンディションだろうと感じていたのですが、強かったですね。地力が違いすぎました。5月12日のエントリーで取り上げたように、切れ味に絶対の強みがある馬なので、本調子になくとも現在の府中では頑張れたということでしょう。2着のヒカルアマランサスも瞬発力勝負に強いアグネスタキオンの子です。

4着に敗れたレッドディザイアは、マイル向きではありませんし、ブエナビスタと同様、調子がイマイチだったので、今回の内容で十分でしょう。叩いて距離が延びる次走が狙い目です。

予想は完敗でした。ブエナビスタを○に下げて、代わりに◎を打ったラドラーダは13着。出負けして4コーナーで最後方にいるようではどうにもなりません。

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コメント

いつも勉強させて頂いています。素人考えで恐縮ですが、シンボリクリスエス産駒は京王杯のサンカルロにしても、展開以前にやはりこういった高速馬場が不向きということなのでしょうか?あとなぜか芝のG1レースになると、ことごとく人気を裏切るイメージがあるのですが…。

いつもお読みいただきありがとうございます。

シンボリクリスエス産駒は瞬発力よりも持続力に秀でています。日本の芝コースは瞬発力がモノをいうので、これらに絶対の強みを持つサンデー系との戦いにおいて、シンボリクリスエス産駒が苦戦を強いられるのは当然の成り行きです。G3やG2では勝負になっても、ハイレベルなG1レースではどうしても分が悪くなります。

したがって、マイバブー様のおっしゃるとおり、芝レースにおけるシンボリクリスエス産駒は、トライアルに強く本番に弱い、というタイプが目に付きます。この呼吸で馬券を買えばたいてい成功します。じつは私もそうした趣旨のことをこれまで発言したり原稿に書いたりしてきたのですが、今回はウインドインハーヘアを過信してラドラーダに◎を打ってしまいました。失敗でした……。

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