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くりやま もとむ Profile
大学在学中に競馬通信社入社。退社後、フリーライターとなり『競馬王』他で連載を抱える。緻密な血統分析に定評があり、とくに2・3歳戦ではその分析をもとにした予想で、無類の強さを発揮している。現在、週末予想と回顧コラムを「web競馬王」で公開中。渡邊隆オーナーの血統哲学を愛し、オーナーが所有したエルコンドルパサーの熱狂的ファンでもある。
栗山求 Official Website
http://www.miesque.com/

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2010年4月15日 (木)

皐月賞とリーディングサイアー

皐月賞出走予定馬を父別に分類、カウントすると以下のようになります。

マンハッタンカフェ……5頭
ネオユニヴァース………2頭
アグネスタキオン………1頭
アドマイヤドン………… 〃
キングカメハメハ……… 〃
ジャングルポケット…… 〃
シンボリクリスエス…… 〃
スペシャルウィーク…… 〃
ニューイングランド…… 〃
ブライアンズタイム…… 〃
メイショウドトウ……… 〃
Giant's Causeway……… 〃
King's Best …………… 〃

とりあえず牡馬クラシック戦線はマンハッタンカフェの圧勝です(だからといってタイトルを獲れるとは限りませんが)。5頭の内訳は、ゲシュタルト、ヒルノダムール、ハンソデバンド、サンディエゴシチー、ガルボ。

このうちゲシュタルト、ハンソデバンド、サンディエゴシチーの3頭は、『競馬王のPOG本 2009~2010』の「栗山ノート」で、“マンハッタンカフェのA級配合馬”としてピックアップした5頭(131頭から選抜)に含まれます。5月発売予定の『競馬王のPOG本 2010~2011』では再び「栗山ノート」をやる予定です。

マンハッタンカフェは、昨年の皐月賞でも最も多くの産駒をスターティングゲートに送り込みました(3頭)。一昨年のトップはアグネスタキオンでした(3頭)。

サンデーサイレンスが13年間維持してきたリーディングサイアーの座を明け渡した08年以降、数頭の種牡馬が覇権を争う乱世となっていますが、08、09年と連続して、皐月賞に最も多くの産駒を送り込んだ種牡馬がリーディングサイアーとなっています(08年アグネスタキオン、09年マンハッタンカフェ)。その種牡馬の勢いをダイレクトに反映するのが“皐月賞出走頭数”なのでしょう。

現時点のリーディングサイアーはキングカメハメハ。先週の桜花賞をアパパネが制し、独走状態となっています。皐月賞前に収得賞金が10億円を突破しているのですから往年のサンデーサイレンス級です。マンハッタンカフェは第6位。古馬戦線にレッドディザイアが復帰するので、これからどう巻き返していくのか注目したいと思います。

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