2009年の米年度代表馬に Rachel Alexandra
日本時間の本日昼に発表された2009年の米年度代表馬は、Rachel Alexandra に決定しました。希代の女傑2頭、Rachel Alexandra と Zenyatta は、どちらがタイトルを獲得してもおかしくありませんでした。
★Rachel Alexandra(牝・2006年生)
09年8戦8勝(G1-5勝)
牡馬相手のG1勝利……プリークネスS
ウッドワードS
ハスケル招待H
★Zenyatta(牝・2004年生)
09年5戦5勝(G1-4勝)
牡馬相手のG1勝利……ブリーダーズCクラシック
総投票数は232で、Rachel Alexandra は130票、Zenyatta は99票。個人的な予想では Zenyatta がやや有利かな、と思っていました。ブリーダーズCクラシックのタイトルとしての重みに加え、昨年暮れにAP通信が発表した「2009年の最優秀女性選手」の投票でセリーナ・ウィリアムズ(テニス)に次ぐ第2位に選ばれていたからです(Rachel Alexandra は第7位)。
とはいえ、Rachel Alexandra が選出されたことに異議を唱えるつもりはありません。こちらはこちらで選ばれて当然といえる成績でした。
Zenyatta は一昨日、引退を撤回して現役続行を宣言しました。これを“Rachel Alexandra 陣営に対する直接対決の催促”と捉えるのはうがちすぎかもしれませんが、今年のアメリカ競馬はこの2頭の進路が交わるのかどうかが最大の焦点となりそうです。
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