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くりやま もとむ Profile
大学在学中に競馬通信社入社。退社後、フリーライターとなり『競馬王』他で連載を抱える。緻密な血統分析に定評があり、とくに2・3歳戦ではその分析をもとにした予想で、無類の強さを発揮している。現在、週末予想と回顧コラムを「web競馬王」で公開中。渡邊隆オーナーの血統哲学を愛し、オーナーが所有したエルコンドルパサーの熱狂的ファンでもある。
栗山求 Official Website
http://www.miesque.com/

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2010年1月20日 (水)

リーチザクラウンがフェブラリーSへ

G1でいきなり勝負になるかどうかは別として、リーチザクラウンが一度ダートを試してみるのは賛成です。母クラウンピースは「Seattle Slew×Mr.Prospector」というパワー型のスピード血統。間違いなくダートは巧いでしょう。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2006102923/

全兄クラウニングスターは芝でデビューして11着→6着。そのあとダートに転じると、いきなり9馬身差で逃げ切りました。リーチザクラウン自身、切れる脚がなく、稽古では抜群に動くので、ダートに替わって楽しみが大きいと思います。

スペシャルウィーク産駒のダート実績をみると、1000万条件から下のクラスではよく走っており、とくに新馬戦では連対率30.1%と抜群の成績です。しかし、準OP以上では勝ち星がありません。これは奇異な光景です。同じサンデー系で芝向きと評価されるアグネスタキオンやステイゴールドでさえ、産駒はダート重賞を勝った実績があります。ダートは上手なのにトップクラスの馬が出ないところはクロフネに似ています。懸念があるとすればこの部分です。

シルクメビウスの回避により、フェブラリーSはエスポワールシチーでどうしようもないといったムードだったので、リーチザクラウンの参戦は大きな意味があります。外枠でも引いてすんなりとしたレース運びができれば、スピードが活きるコースでもあり無様な競馬はしないでしょう。

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