2024年5月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
くりやま もとむ Profile
大学在学中に競馬通信社入社。退社後、フリーライターとなり『競馬王』他で連載を抱える。緻密な血統分析に定評があり、とくに2・3歳戦ではその分析をもとにした予想で、無類の強さを発揮している。現在、週末予想と回顧コラムを「web競馬王」で公開中。渡邊隆オーナーの血統哲学を愛し、オーナーが所有したエルコンドルパサーの熱狂的ファンでもある。
栗山求 Official Website
http://www.miesque.com/

« アサクサスケールの牝系に待望の良駒 | メイン | 『競馬総合チャンネル』の凱旋門賞特集 »

2011年9月30日 (金)

新馬戦で信頼できる「タニノギムレット×サンデーサイレンス」

■日曜阪神4Rの新馬戦(芝1200m)は、◎ディザイラブル(1番人気)が好位から伸び、先に抜け出した★パーティブロッサム(4番人気)をハナ差とらえました。
http://www.youtube.com/watch?v=wpg0RjAHBDs

予想は◎★△で馬単2600円、3連単18470円的中。『ブラッドバイアス・血統馬券プロジェクト』に提供した予想文を転載します。

「◎ディザイラブルは『タニノギムレット×サンデーサイレンス』という組み合わせ。母アンドレルノートルは1勝馬だが、その全兄にグレイトジャーニー(シンザン記念、ダービー卿チャレンジT)、全姉にロスマリヌス(2戦2勝)、半兄にノーリーズン(皐月賞)がいる良血。繁殖牝馬として大きな期待がかけられる。父タニノギムレットはサンデーサイレンス牝馬と相性がよく、過去にこの組み合わせからスマイルジャック、アブソリュート、クレスコグランド、スズジュピター、ライムキャンディといった活躍馬が出ている。スピード豊かなファミリーなので1200mにも対応できるだろう。」
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2009105005/

予想文に記したロスマリヌス、ノーリーズン(母アンドレルノートルの兄姉)はPOG指名馬でした。ロスマリヌスは、2戦目の白菊賞(500万下)でダイタクリーヴァ(重賞5勝)に完勝したものの、脚部不安を発症して引退しました。通算2戦2勝。欲目かもしれませんが、無事に現役生活をまっとうしていれば大きなタイトルを取れたのではないかと思います。その全妹の娘が本馬ですから注目したいですね。

「タニノギムレット×サンデーサイレンス」は、連対率20.7%、1走あたりの獲得賞金額は215万円。一方、母の父がサンデーサイレンスではないタニノギムレット産駒は、連対率14.5%、1走あたり145万円。数字に歴然とした違いが表れています。つまり、タニノギムレットはサンデー牝馬のプレミアムが効きやすい種牡馬といえます。

芝新馬戦に限ると、この組み合わせの連対率は30.4%。たとえば、芝新馬戦の強さに定評があるアグネスタキオン産駒は連対率31.2%ですから、それに匹敵する数字であり、いかに優れたものであるかお分かりいただけると思います。

「サンデーサイレンス×タニノギムレット」は阪神より京都、中山よりも東京を得意としています。今回のレースは内容的に特筆するようなものはありませんでしたが、次走、京都で走るようなら昇級戦でも注意したいところです。

■日曜阪神5Rの新馬戦(芝1600m)は、ヒシワイルド(9番人気)が上がり33秒8で差し切りました。
http://www.youtube.com/watch?v=SWuQb-LFmUA

稽古時計がごく平凡でまったく人気がなく、予想でもノーマークでした。父ゴールドアリュールは、スマートファルコン、エスポワールシチー、オーロマイスター、シルクフォーチュンなどダート向きの大物を出す種牡馬ですが、母の父にトニービンが入った場合、芝向きに出るという傾向があります。トニービンに豊富に含まれるヨーロッパ血統が産駒のキャラクターに影響を与えるのでしょう。本馬は Nureyev≒Fairy King 3×3。これがちょっと重たい気がしたので印を打てませんでした。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2009104879/

調べてみて分かったのですが、「ゴールドアリュール×トニービン」は新馬戦の連対率37.5%(16戦6連対)で、芝に限れば50%(8戦4連対)。初戦駆けする配合ですね。

ヒシワイルドはいい決め手を持っているので、新馬戦だけでなく昇級しても楽しみな存在です。

     ――――――――――――――――――――
      血 統 屋 http://www.miesque.com/
     ――――――――――――――――――――

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/427673/27163261

新馬戦で信頼できる「タニノギムレット×サンデーサイレンス」を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

競馬王 2011年11月号
『競馬王11月号』の特集は「この秋、WIN5を複数回当てる」。開始から既にWIN5を3回的中させている松代和也氏の「少点数に絞る極意」、Mr. WIN5の伊吹雅也氏が、気になる疑問を最強データとともに解析する「WIN5 今秋の狙い方」、穴馬選定に困った時のリーサルウェポン、棟広良隆氏&六本木一彦氏の「WIN5は『穴馬名鑑』に乗れ!」、オッズから勝ち馬を導き出す柏手重宝氏の「1億の波動(ワオ!)」、亀谷敬正氏&藤代三郎氏が上位人気の取捨を極める「迷い続ける馬券術」、夏競馬期間中WIN5を6戦3勝している秘訣を探る「赤木一騎の次なる作戦」など、この秋、一度ならず二度、三度とWIN5を的中させるための術が凝縮されています!! また「大穴の騎手心理」では、世界を股にかけるトップジョッキー・蛯名正義騎手をゲストにお迎えしました。その他、今井雅宏氏の「新指数・ハイラップ指数大解剖」や、久保和功氏の「京大式・推定3ハロン」など、盛り沢山の内容となっています!!