ネオユニヴァースの娘が初の重賞勝ち
七夕賞(G3・中山芝2000m)は△イタリアンレッド(7番人気)が差し切り勝ち。
http://www.youtube.com/watch?v=v9Z5Zb69nWI
はるか昔、ビギナーのころに読んだ競馬入門書に、夏競馬で狙えるポイントとして「牝馬」「格より調子」と書いてあったことをふと懐かしく思い出しました。
父ネオユニヴァースは中山芝2000mの鬼。連対率28.6%はきわめて優秀で、ヴィクトワールピサとアンライバルドが皐月賞を制しています。イタリアンレッドはヴィクトワールピサと同じく Lorenzaccio を、ロジユニヴァースと同じく Lorenzaccio の息子 Ahonoora を持っています。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2006103026/
ただ、ハンデ52キロは、個人的な好走のイメージから1キロほど重く、血統的な好相性を考えても4番手評価が精いっぱいでした。暑い日が続いていたので「牝馬」「格より調子」というプラス要因が大きく作用したのかもしれません。終始外を回らされましたが、内側の馬場が荒れていたことにより相殺されました。過去に重賞を勝ったネオユニヴァース産駒5頭はすべて牡馬でしたが、イタリアンレッドは牝馬による初の重賞勝ちとなりました。
◎オペラブラーボ(5番人気)は8着。馬場の悪いインに押し込められて動くに動けない展開。夏のローカルを使うようなら引き続きマークしたい馬です。
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血 統 屋 http://www.miesque.com/
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少しご無沙汰をしておりました。ブログは拝見しておりました。牝馬は最近強いですよね。またこれからの暑い時期は特に強さを発揮出来るとよく言われますが、何か理由があるのでしょうか?今回の七夕賞はいくらハンデ差があったとはいえ、タフなレースで牡馬をまとめて差し切るのですから相当調子も良かったのではと思いますが。
投稿: ダッテン牧場 | 2011年7月11日 (月) 15:01
どうもご無沙汰しておりました。牝馬が夏に強い理由は、正直わたしもよく分からないのですが、要するにメスのほうがオスよりも生命力が強いからなのかな、と思います。生命力が強いから適応力も優れている、と。わたしなどはこのところの暑さでバテバテで、いま走れといわれても無理です(笑)。イタリアンレッドは抜群の調子だったと思います。
投稿: 栗山求 | 2011年7月12日 (火) 04:37