コース改修後の東京ダ1600m
昨年秋、東京ダート1600mにコースレイアウトの変更がありました。それまでは向正面右奥のスタート地点から1ハロンほど走ると、2コーナーを巻くように緩やかな左カーブがありました。新しいコースではゲートが奥に移動したため、そのカーブが無くなり、3コーナーまで一直線に走れるようになりました。
そのせいなのか、昨年の4回東京開催以降、東京ダ1600mの枠別連対率に変化が見られます。
旧 新
1枠 10.9% 3.9%
2枠 12.2% 12.5%
3枠 13.3% 10.7%
4枠 14.3% 13.8%
5枠 14.7% 13.3%
6枠 14.3% 15.6%
7枠 13.5% 17.4%
8枠 14.4% 17.4%
#数字は連対率
旧コース=03年4月~10年6月
新コース=10年10月~
6、7、8枠と外枠の成績が伸びた一方、内枠が苦戦しています。とくに1枠は連対率3.9%という惨状。緩いとはいえ最初のコーナーが消滅したことで、外枠の馬は距離ロスが減ったというメリットがあります。外枠の馬が前に付けられるようになったことで、内枠の馬が窮屈なポジションに押し込められるようになった、ということなのかもしれません。ある程度先に行ける馬なら枠順による有利不利はないと思います。
脚質を見てみると、こちらにも変化が見られます。
旧 新
逃げ 26.6% 19.6%
先行 23.0% 25.3%
中団 11.9% 10.2%
後方 4.9% 5.8%
逃げが減って先行抜け出した増えました。中団、後方は大きく変わっていません。先行争いが激化して逃げ馬が残りづらくなっている、ということなのでしょうか。逃げ争いを見つつ好位につけた馬が勝つ、というイメージです。重・不良馬場では前に行った馬が止まらなくなるので、後ろからは届きづらくなります。
種牡馬に関してはまだサンプルが少ないですね。序盤のコースレイアウト変更程度で成績に影響があるのかと言われればそのとおりですが、一応、現時点で連対率の上昇が目立っているのは以下の4頭。
旧 新
プリサイスエンド 20.0% 44.4%
ブライアンズタイム 18.9% 35.3%
フジキセキ 17.7% 30.0%
ワイルドラッシュ 16.1% 28.6%
このデータを考慮しつつ、土曜9RヒヤシンスS、日曜11RフェブラリーS、日曜12R東京ウインタープレミアムの予想を組み立てたいところです。勝ちタイムが速くなるだろうと思われるので、とにかく持ち時計重視です。時計の裏付けのない馬は危険です。
ダイヤモンドS、Kingmambo×Sadler's Wellsでしたね。
去年のナカヤマフェスタで覚えてました!
ニックスを覚えておくと血統表を読むのが早くなるんで助かってます。
投稿: 馬好き | 2011年2月19日 (土) 15:55
完勝でしたね。得意条件でもありますが馬が強くなっています。配合はニックスなどの手がかりがあるとどんどん分かるようになります。そのストックを増やしていくと血統表を見るのが楽しくなるんですよね~。
投稿: 栗山求 | 2011年2月19日 (土) 23:08