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くりやま もとむ Profile
大学在学中に競馬通信社入社。退社後、フリーライターとなり『競馬王』他で連載を抱える。緻密な血統分析に定評があり、とくに2・3歳戦ではその分析をもとにした予想で、無類の強さを発揮している。現在、週末予想と回顧コラムを「web競馬王」で公開中。渡邊隆オーナーの血統哲学を愛し、オーナーが所有したエルコンドルパサーの熱狂的ファンでもある。
栗山求 Official Website
http://www.miesque.com/

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2011年1月20日 (木)

2010年の米年度代表馬に Zenyatta

日本時間の1月18日昼に発表された2010年のエクリプス賞米年度代表馬は Zenyatta でした。票数は以下のとおり。

1位:Zenyatta(牝・2004年生・父 Street Cry)……128票
   10年成績:6戦5勝(G1-5勝)
http://ahonoora.web.fc2.com/zenyatta.html

2位:Blame(牡・2006年生・父 Arch)……102票
   10年成績:5戦4勝(G1-3勝)
http://ahonoora.web.fc2.com/blame.html

3位:Goldikova(牝・2005年生・父 Anabaa)……5票
   10年成績:6戦5勝(G1-5勝)
http://ahonoora.web.fc2.com/goldikova.html

どれが受賞しても一理あるという感じでした。昨年の Rachel Alexandra と Zenyatta の争いでは、個人的に Zenyatta が受賞すると予想して外したのですが、今年はさすがに Zenyatta だろうなと思いました。

エクリプス賞の記者投票は、むろん人気投票ではありません。しかし、勝ったレースをポイント換算して機械的に決めるわけでもありません。

Zenyatta はブリーダーズCクラシック(G1・ダ10f)で Blame との直接対決に敗れ、しかも勝ったG1は牝馬限定戦のみ。そのあたりが評価を難しくさせている部分だったのですが、投票する記者も人の子ですから、昨年受賞させてあげられなかった罪滅ぼしのような面もあったのではないでしょうか。どちらの投票行動が正しく、あるいは正しくなく……ということではないと思います。

ここ2年、全米の競馬シーンを盛り上げてきた女傑に対し、それにふさわしい栄誉が与えられたことを喜ぶファンが多数派ではないでしょうか。

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