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くりやま もとむ Profile
大学在学中に競馬通信社入社。退社後、フリーライターとなり『競馬王』他で連載を抱える。緻密な血統分析に定評があり、とくに2・3歳戦ではその分析をもとにした予想で、無類の強さを発揮している。現在、週末予想と回顧コラムを「web競馬王」で公開中。渡邊隆オーナーの血統哲学を愛し、オーナーが所有したエルコンドルパサーの熱狂的ファンでもある。
栗山求 Official Website
http://www.miesque.com/

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2010年12月24日 (金)

マルカシェンクがフランスで種牡馬に

先週土曜日、JRAのサイトに告知がありました。最近では日本馬が海外で種牡馬入りすることは珍しくなくなりましたね。アチチさんという方の個人サイト「火傷でアッチッチ! Annex」に、海外で種牡馬となった日本馬のリストがまとめてあります。「DATA」→「海外で活躍する日本関連種牡馬」というルートでご覧いただけます。
http://atiticlinic.web.fc2.com/index.html

これによると、海外で種牡馬入りしたサンデーサイレンス産駒は30頭を超えています。フランスだけでもすでに8頭。

アグネスカミカゼ
グレイトジャーニー
サムソンハッピー
ペールギュント
ボーンキング
ミレニアムバイオ
レゴラス
ローゼンカバリー

現在トルコにいるディヴァインライトは、当初、フランスで種付けを行っていたので、これを含めると9頭です。マルカシェンクがリストに加われば10頭目。

なぜこれほど多いかというと、やはり Natagora 効果ではないでしょうか。いうまでもなくディヴァインライトの代表産駒で、07年のカルティエ賞最優秀2歳牝馬に輝き、08年の英1000ギニー(G1・芝8f)を制した名牝です。
http://www.pedigreequery.com/natagora

日本から連れてきた名もない種牡馬の子が、並み居る強豪をしりぞけて本場イギリスのクラシックを勝ってしまったのですから、その衝撃は小さくなかったと思います。ディープインパクトの凱旋門賞(06年)におけるパフォーマンスと相俟って、サンデーサイレンスが日本のみで通用するローカル種牡馬ではないという認識に至ったのでしょう。その子供たちにどんどんオファーが来たのは当然だと思います。

第二の Natagora が出現!というニュースが聞きたいですね。

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