地方競馬の結果あれこれ
■11月17日(水)、川崎競馬場で行われたロジータ記念(ダ2100m)は、2番人気ショウリダバンザイが外から鋭く伸びて優勝。1番人気ハーミアは2着。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007106452/
ショウリダバンザイは「プリサイスエンド×ジェイドロバリー」なので、先週の武蔵野S(G3・ダ1600m)を勝ったグロリアスノアとまったく同じ組み合わせです。ニックスかもしれません。これで浦和桜花賞(浦和)、ノースクイーンC(門別)に次いで3つめの重賞制覇。ひと夏を越してグンと強くなっており、この勝ちっぷりなら牡馬相手でも……。
■11月18日(木)、門別競馬場で行われた道営記念(ダ2000m)は、6番人気オネストジョンが外から差し切りました。1番人気クラキンコは5着。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2004106158/
オネストジョンは「エイシンダンカーク×トウホーカムリ」という血統。父エイシンダンカークは1000万クラスの条件馬。母の父トウホーカムリはシンボリルドルフと同世代の脇役。84年の皐月賞の実況で、フジテレビの盛山毅アナウンサーが「トウホーカムリがインコース、伏兵はトウホーカムリ! ルドルフと、ビゼンと、トウホーカムリ!」と、名前をやたらと連呼していたのが記憶に残っています。
http://www.youtube.com/watch?v=KGtbdqYNG5c
トウホーカムリの半兄には、東京大賞典(ダ3000m)を3分08秒6の大レコードで圧勝したファインポートがいます。ファインポートは種牡馬としても名牝グレイスタイザン(浦和桜花賞、関東オークス、東京3歳優駿牝馬)を送り出しましたが、同馬は残念ながら事故死したため産駒を残していません。ただ、全妹ライフポートがダイアモンドコア(浦和桜花賞)の母となり、ダイアモンドコアはナイキハイグレード(羽田盃、京浜盃、ハイセイコー記念)の母となりました。ファインポートは地方競馬の名牝系の形成に大きな役割を果たしています。トウホーカムリも兄同様、母方に入っていい影響を与える血なのかもしれません。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2006102538/
■道営記念のひとつ前のレース、ファスリエフ賞2歳オープン(ダ1200m)は、3番人気ゼニトッタ(父スウェプトオーヴァーボード)が勝ってデビュー2連勝。なかなか凄い名前です(笑)。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008105854/
コメント