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くりやま もとむ Profile
大学在学中に競馬通信社入社。退社後、フリーライターとなり『競馬王』他で連載を抱える。緻密な血統分析に定評があり、とくに2・3歳戦ではその分析をもとにした予想で、無類の強さを発揮している。現在、週末予想と回顧コラムを「web競馬王」で公開中。渡邊隆オーナーの血統哲学を愛し、オーナーが所有したエルコンドルパサーの熱狂的ファンでもある。
栗山求 Official Website
http://www.miesque.com/

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2010年10月 5日 (火)

「Tzukinokero!」

月曜発売の『PARIS-TURF』のヘッドラインは「Workforce, the best!」。イギリス馬が勝ったということで英語タイトルでした。もし仮にナカヤマフェスタが勝っていたとしたら「Nakayama Festa, Ichiban!」だったと予想します。

一面に載った写真は傑作ですね。切り取って額に飾りたいくらいです。エルコンドルパサーのときは、スタンド側から見ると手前の Montjeu の陰に隠れてエルコンドルパサーの姿がほとんど見えなかったのですが、今回は手前ナカヤマフェスタ、向こう側 Workforce という構図で、2頭の力強い追い比べが美しく焼き付けられています。ネットでちょっと探してみたのですがいまのところ見つかりませんね。

2着ナカヤマフェスタの記事は、勝ち馬の5分の1ぐらい。顔をしかめたいかにも残念そうな蛯名騎手の写真が載っています。フランス語は分からないのですが賞賛のトーンであることは伝わってきました。文中に日本語で「Tzukinokero!」という言葉が記されているのはご愛嬌。近くにいた日本人の叫び声を聞き取ったものでしょうか? 複雑な発音にもかかわらずいい線いってますね。仏訳は“Allez!”でした。いずれこの記事は競馬国際交流協会のサイト内にある「海外競馬ニュース」あたりで翻訳されるかもしれません。

凱旋門賞の1レース前に行われたフォレ賞(仏G1・芝1400m)は、不動のマイル女王 Goldikova が半馬身差で制し、欧州新記録となるG1・11勝目を挙げました。このレース、個人的に3番人気の Paco Boy が来ると確信していたのですが、残念ながら2着。馬券もやられました。やはり女王は強いです。次走はブリーダーズCマイル(米G1・芝8f)。前人未到の3連覇に挑みます。

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「Tzukinokero!」を参照しているブログ:

コメント

ぜひ見たいですねその写真。直線の叩き合いは痺れました、ゴール前ナカヤマフェスタが差し返そうとしてましたもんね。私の場合tzukinokeroではなく「うぅわっ」としか言えませんでした(笑)素晴らしいレースでした!
ブリーダーズカップも今から楽しみです。

ゴール前、たしかに差を詰めてるように見えましたね。私はまったく声が出ませんでした。現実離れした光景にびっくりして呆然と眺めるだけでした。瞳孔も開いていたかもしれません(笑)。

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