ディープ産駒 Sunday Bess、英デビュー戦で2着
10月28日、英リングフィールド競馬場で行われたオールウェザー7ハロンのメイドン(新馬・未勝利戦)に、日本生まれのディープインパクト産駒 Sunday Bess(牝2歳、トム・ダスカム厩舎)が出走。見事2着となりました。着差はハナ。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008100010/
出走馬は7頭で、Sunday Bess 以外の6頭はすべて牡馬&セン馬。しかも、勝ち馬を含めて5頭が既出走馬でした。上々のデビュー戦ではないでしょうか。
母リーサはチリ産で、同国のサンチアゴ1000ギニー(智G1・芝1700m)、ナシオナルリカルドリヨン賞(智G1・芝2000m)などを制し、チリ2歳牝馬チャンピオン、チリ芝牝馬チャンピオンに輝きました。母の父 Hussonet(父 Mr.Prospector)は00年から7年連続リーディングサイアーとなった大種牡馬。その母 Sacahuista はブリーダーズCディスタフ(米G1・ダ10f)の勝ち馬で、米3歳牝馬チャンピオンとなった名牝です。
http://www.pedigreequery.com/hussonet
Sunday Bess 自身は社台コーポレーション白老ファームの生産馬。セレクトセール2008で3300万円の値が付き、1歳時にイギリスへ輸出されました。
サンデーサイレンス、ウインドインハーヘア、Raja Baba、Mr.Prospector が同時に入るパターンは、リルダヴァル、ダノンパッション、シゲルキョクチョウなどと同じ。一見、素軽く淡泊なイメージですが、母方には Ribot 系や重厚な南米血統も入っているので、粘りも感じられます。
ディープインパクト産駒の海外デビュー馬はこれが2頭目。10月7日に仏サンクルー競馬場でデビューした Barocci は2着でした。
http://www.pedigreequery.com/barocci2
ヨーロッパで〔0・2・0・0〕は素晴らしいと思います。2頭ともこれから重賞戦線に加わってほしいですね。このほか、海外デビュー予定のディープインパクト産駒は3頭です。
★イギリス
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008100011/
★フランス
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008100001/
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008100007/
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