ジャングルスマイルが白山大賞典(G3)2着
10月5日、金沢競馬の雄ジャングルスマイルが白山大賞典(G3・ダ2100m)に出走し、JRAの強豪相手に2着と健闘しました。地元では敵なしでも、さすがにここでは家賃が高いだろうとジャッジされ、1~4番人気をJRA勢が占めるなか5番人気。しかし、下馬評を覆してよく逃げ粘りました。コスモファントムに先着したのは大したものですね。もはや金沢のみのローカルな存在ではありません。勝ったパワーストラグルは圧倒的に強く6馬身差の圧勝でした。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2006105514/
ジャングルスマイルについては6月22日のエントリー(金沢の新星ジャングルスマイルが百万石賞制覇)で触れています。
http://blog.keibaoh.com/kuriyama/2010/06/post-52f2.html
簡単に説明しますと、母サトルスマイルはマンハッタンカフェの4分の3同血で、自身はアプリコットフィズと非常によく似た配合構成です。ワイズミューラーの全兄でもあります。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2006102942/
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007102942/
┌ ジャングルポケット
ジャングルスマイル ―┤ ┌ サンデーサイレンス
│ ┌○┘
└○┤
└ サトルチェンジ
┌ ジャングルポケット
アプリコットフィズ ―┤ ┌ サンデーサイレンス
└○┤
└ サトルチェンジ
このメンバー相手に勝ち負けになったということは、日本全国どこのダートグレード競走でも上位に食い込む力があるということ。金沢競馬としてはトゥインチアズ以来の大物でしょうか。配合的に素晴らしい馬はやはり頭角を現してきますね。
金沢にも久々に大物が現れましたね。
何年か前にホシオーがいましたが、ジャングルスマイルは中央未勝利馬からここまで上がって来たのですから、関係者の方々の努力なんだと思います。
地方生え抜きの馬は勿論嬉しいですが、中央で通用しなかった馬が地方へやって来て、中央馬相手にも好走をしてくれるのも嬉しい事です。
投稿: キングトップラン | 2010年10月 7日 (木) 12:55
>地方生え抜きの馬は勿論嬉しいですが、中央で通用しなかった馬が地
>方へやって来て、中央馬相手にも好走をしてくれるのも嬉しい事です。
同感です。馬とじっくり向き合って立て直すという“再生工場”的な役割を果たせるところにも、地方競馬の大きな価値があると思います。入厩馬のレベルは中央に劣っても馬を仕上げる技術では負けていないんだよ、という証明でもあります。ジャングルスマイルは関係者がいい仕事をしたんでしょうね。
投稿: 栗山求 | 2010年10月 7日 (木) 23:22
こういう事って元関係者だった中央の方つにとっては屈辱的ですよね。
私は幼い頃、新潟で育ちましたが、新潟でもそういう関係の問題事が元関係者同士で結構ありました。
白山大賞典にしろ、東京盃にしろ、地方勢が頑張ってくれて、栗原さんも喜ばれていらっしゃるでしょうね。
投稿: キングトップラン | 2010年10月 8日 (金) 09:20
ジャングルスマイルはJBCクラシック(11/3・船橋競馬場)に選ばれれば出走するようですね。さすがにここは相手が強いと思いますが大駆けを期待したいです。
投稿: 栗山求 | 2010年10月 9日 (土) 05:32
JBCになれば、またペースも違って来ますからね。
投稿: キングトップラン | 2010年10月 9日 (土) 09:26
母の名前はサトノスマイルではなく、サトルスマイル(SubtleSmile、ほのかな微笑み)ですよ。
投稿: 元ジャンスマ一口出資者 | 2010年10月27日 (水) 12:18
>元ジャンスマ一口出資者様
ご指摘ありがとうございます。さっそく、6月22日のエントリー分も含めて訂正させていただきました。
投稿: 栗山求 | 2010年10月27日 (水) 15:04