ディープインパクト産駒、土日で4勝(1)
10月22日のエントリー(ディープインパクト産駒、今週10頭出走)に記したように、今週はうまくいけば3~4頭は勝てそうな情勢でした。期待どおりしっかり勝てるというのはいいですね。
土曜日
東京2R 未勝利戦 芝1400m フジハヤブサ 9着
東京4R 新馬戦 芝1800m エアジョイント 5着
東京9R いちょうS 芝1600m ヒラボクインパクト 取消
京都3R 未勝利戦 芝2000m スマートロビン 2着
京都5R 新馬戦 芝1600m ドナウブルー 1着
日曜日
東京2R 未勝利戦 芝1600m ナイスアゲイン 3着
東京3R 未勝利戦 芝2000m サトノペガサス 1着
東京5R 新馬戦 芝1400m リアルインパクト 1着
京都5R 新馬戦 芝1800m ダノンバラード 1着
京都5R 新馬戦 芝1800m フェアープライド 7着
夏ごろは明らかに期待先行で、7月から8月にかけてちょっと苦しい時期もありました。しかし、秋風が吹いたあたりからエンジンが掛かり、10月に入ってさらに加速しています。10月の成績は〔8・4・2・9〕。勝率34.8%、連対率52.2%、複勝率60.9%です。
夏のローカル短距離戦に向いたタイプではない、ということは常々言ってきたことですが、それよりも単純に、ここにきて期待馬が続々とデビューを迎えているということでしょう。1年で最もレベルが高いこの時期の新馬戦を、ディープインパクト産駒がどんどん勝ち上がっているわけですから、今後の重賞戦線は同産駒が中心となって展開していきそうな予感がします。もちろん、一方の雄ハーツクライも大物を揃えているので、これから来年春にかけて両産駒の大決戦となりそうですね。楽しみです。
初年度のサンデーサイレンス(94年)は、まったく同時期に18勝ですから、現在18勝のディープインパクトはこれにぴったり並びます。産駒数はディープのほうが多いので、サンデーサイレンスが記録した初年度産駒の勝利数記録「30勝」は、高い確率で更新できるのではないかと思います。
明日は勝ち上がった馬の血統を解説します。(続く)
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