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くりやま もとむ Profile
大学在学中に競馬通信社入社。退社後、フリーライターとなり『競馬王』他で連載を抱える。緻密な血統分析に定評があり、とくに2・3歳戦ではその分析をもとにした予想で、無類の強さを発揮している。現在、週末予想と回顧コラムを「web競馬王」で公開中。渡邊隆オーナーの血統哲学を愛し、オーナーが所有したエルコンドルパサーの熱狂的ファンでもある。
栗山求 Official Website
http://www.miesque.com/

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2010年9月 6日 (月)

日曜日のレースあれこれ

■小倉2歳S(G3)は◎ブラウンワイルド(1番人気)がギリギリ差し切りました。前走のフェニックス賞(2着)は馬を見てピンと来なかったのですが、今回は良かったと思います。稽古の動きからしてまったく違っていたので、体調がグンと上向いていたのでしょう。予想は◎○△で3連単23440円的中。血統解説は7月17日のエントリー(「ブラウンワイルド、新馬戦レコード勝ち」)をご覧ください。
http://blog.keibaoh.com/kuriyama/2010/07/post-66b2.html

毎年思うのですが、同日同距離で行われる2歳未勝利戦と勝ち時計がほとんど変わりません。この日も未勝利戦が1分08秒8で、小倉2歳Sが1分08秒7。重賞に出ている馬たちは、仮にマイペースで逃げたり少頭数で走れば、たいていこのぐらいの時計では走れるはずです。ただ、多頭数のゴチャゴチャした競馬になると勝手が違ってきます。精神的なたくましさや経験値が大きくモノをいうレースですね。

■札幌日経オープン(OP)はトウカイメロディ(1番人気)が完勝。前走のみなみ北海道S(OP)で2着に負かしたホクトスルタンと斤量差が一気に4キロ縮まっていたものの、伸び盛りの勢いが買われて1番人気となり、堂々とそれに応えてみせました。

父チーフベアハートは薄味の種牡馬で、自身の特徴を産駒に伝えるというよりは交配相手の特徴を出しやすいタイプです。母方からスタミナを受ければマイネルキッツ(天皇賞・春)になり、スピードを受ければビービーガルダン(阪急杯、キーンランドC)になります。トウカイメロディの場合、母が「ジェネラス×リアルシャダイ」ですからスタミナタイプ。菊花賞(10月24日・G1・京都芝3000m)で買おうと密かに狙っていた方は多いかと思いますが、この快進撃では密かどころではなくなってしまいましたね。春のクラシック上位組が前哨戦で躓けば1番人気の可能性も……。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007106596/

■札幌4Rの新馬戦(芝1800m)は、9月3日のエントリー(「今週の新馬戦はルルーシュに注目」)で取り上げたルルーシュがハナ差で勝利を飾りました。着差はわずかでしたが、中だるみのないラップはなかなか優秀。終始外を回っていたので内容は悪くなかったと思います。藤沢流の仕上げでしょうから使って変わりそうですね。

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