テレグノシス産駒が重賞勝ち
新潟2歳S(G3)はマイネイサベル(9番人気)が差し切り勝ち。残念ながら予想の印は回りませんでした。7月17日の新馬戦(新潟芝1400m)を勝ち上がった際に『Web競馬王』に記した評価を再掲します。
「『テレグノシス×サンデーサイレンス』という組み合わせで、母マイネレジーナはクイーンS(G3)2着、函館3歳S(G3)2着という成績がある。父テレグノシスはNHKマイルC(G1)など3つの重賞を制した追い込み馬。今年の2歳世代が初年度産駒で、これがJRA初勝利(地方では兵庫でシークレットベースが勝っている)。トニービンの代表産駒ジャングルポケットがサンデー牝馬と抜群の相性を示しているように、テレグノシスもサンデー牝馬と掛け合わせて成功するだろう。本馬はトニービンと相性のいいニジンスキーが母方に入るのでこの点も評価できる。バランスのとれた好配合馬。稽古は平凡だったが実戦タイプなのだろう。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008104086/
今年の春、必要に迫られてテレグノシス産駒27頭の配合を調べた際、まっさきに目に付いたのがマイネイサベルでした。母マイネレジーナは重賞戦線で活躍したので、たいていの人はトップクラスに評価する馬でしょう。それに加えて配合も文句なし。まさに“群鶏の一鶴”でした。
テレグノシスは「トニービン×ノーザンテースト×Secretariat」という配合なので、カンパニー(天皇賞・秋、マイルCS)と構成がよく似ています。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/1999106851/
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2001103435/
┌ トニービン
テレグノシス ―┤ ┌ ノーザンテースト
└○┤ ┌ Secretariat
└○┘
┌ トニービン
┌○┘
カンパニー ――┤ ┌ ノーザンテースト
└○┤
└○┐ ┌ Secretariat
└○┘
テレグノシスもカンパニーも東京コースを得意としました。同じように直線の長い新潟外回りコースで鮮やかな差しを決めたマイネイサベルは、その特長を受け継いでいるような気がします。初戦の内容からこのメンバーに入ってどうかと思ったのですが、同じトニービン系のジャングルポケット産駒と同じく、ここ一番の強さがありますね。外回りコースでの変わり身をもっと重く見るべきでした。
テレグノシスは初年度に46頭に種付けして産駒は27頭。2年目は28頭に種付けして産駒は14頭。3年目は22頭に種付けしました(現時点で産駒数は明らかになっていません)。交配頭数は年々減っていますが、今回の勝利で来年は増加が見込まれます。それなりのレベルの繁殖牝馬と交配すれば重賞級の産駒を出せると証明できたのは大きいですね。母方にはまずサンデーサイレンスを入れるのが基本でしょう。それに加えて Nijinsky、Mr.Prospector、Sir Ivor といった血があればおもしろそうです。
◎レッドセインツ(5番人気)は3着。人気どころが見せ場を作れずに終わったなかでよく頑張りました。精神的にしっかりしているという印象です。まだ未完成なので秋になればさらに成長するでしょう。



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