凱旋門賞に挑んだヨーロッパ以外の外国馬(前)
日曜夜に行われる凱旋門賞(仏G1・芝2400m)は、フジテレビTWOでも生中継されます。グリーンチャンネルに加入されていない方はこちらでも視聴可能です。
パリの天気予報を見ると、やはりこの時期だけに天候はぐずついていますね。当日、乾いた馬場で行われる可能性は低いでしょう。1日ごとの降水確率は以下のとおり。
28日 29日 30日 1日 2日 3日
35% 30% 75% 45% 90% 60%
レース当日(10月3日)は晴れ間も見えるようですが、前日にしっかりと雨が降るので馬場状態は稍重~重ぐらいと予想します。1番人気が予想される Behkabad は重い馬場に不安がないのでますます有利です。
凱旋門賞に挑戦する外国馬、とくにヨーロッパ以外からはるばる参戦する馬たちは、競馬をさせてもらえずに敗れ去るケースがほとんどです。
■日本
69年 スピードシンボリ 着外(11着以下)
72年 メジロムサシ 18着
86年 シリウスシンボリ 14着
99年 エルコンドルパサー 2着
02年 マンハッタンカフェ 13着
04年 タップダンスシチー 17着
06年 ディープインパクト 失格(3位入線)
08年 メイショウサムソン 10着
■アメリカ
56年 Career Boy 4着
Fisherman 9着
57年 Career Boy 18着
62年 Carry Back 10着
65年 Tom Rolfe 6着
71年 One for All 9着
75年 Intrepid Hero 10着
■アルゼンチン
72年 Snow Castle 19着
77年 Mia 24着
79年 Telescopico 18着
95年 El Sembrador 15着
■ブラジル
94年 Much Better 14着
09年 Hot Six 15着
■オーストラリア
84年 Strawberry Road 5着
97年 Nothin' Leica Dane 17着
■ニュージーランド
77年 Balmerino 2着
81年 Ring the Bell 11着
■チリ
86年 Maria Fumata 15着
上記のリストは手作業で調べたので、ひょっとしたら漏れなどがあるかもしれません。違っているというご指摘があれば幸いです。
ほとんど通用していないのは、能力的な問題はもちろんあると思いますが、それよりも馬場や環境に適応できないことが大きいのではないかと思います。(続く)
コメント