ディオーサとワイズミューラーは3着
ディオーサは休み明けでこのメンバー相手にまずまずの走りでしょう。松岡正海騎手は「切れ味のある馬ですから、道中掛からないように気をつけました。オープン級の素質があると思っていますし、休み明けとしてはいい内容だったと思います」(ラジオNIKKEI競馬実況web)とコメントしています。道中インに押し込められて勝負どころで位置取りを下げてしまったのが痛かったですね。
ワイズミューラーは現状ではここまで。内田博幸騎手は「もう少し馬場が乾いた方がいいのでしょうか。後ろで構えたくないのに、前へ出ていってくれませんでした」(ラジオNIKKEI競馬実況web)とコメントしています。菊花賞挑戦の夢は消え去りました。いずれ頭角を現してくる馬だと思うので成長を待ちたいと思います。
一方、新馬戦の予想は好調。予想した2レースはいずれも的中しました。
阪神4Rの新馬戦(芝1200m)は◎キョウワジャンヌ(2番人気)が勝ち、◎★で馬単20450円、◎★△で3連単27万3750円的中。『ブラッドバイアス・血統馬券プロジェクト』に提供した予想文を転載します。
「◎キョウワジャンヌは『ハーツクライ×シーキングザゴールド』という組み合わせで、半兄にキョウワロアリング(北九州記念)、ヘイローフジ(京阪杯-3着)がいる。母アサカフジは父ハーツクライと相性のいいアメリカ血統(バックパサー、ラウンドテーブルなど)を抱えている。スピード色が強いので1200mにも対応できる。」
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008104415/
ハーツクライ産駒は勝ち星を「10」の大台に乗せ、ついにディープインパクトと肩を並べました。ハーツクライ産駒は追ってからしっかりとした脚を使うのが印象的ですね。この時期の2歳馬は未完成ですから、フラフラしたりレースに集中できなかったりといったことはしょっちゅうです。ハーツクライの子はゴールを目指して最後まで力強く伸びます。体力と集中力に優れているという印象です。2歳の早い時期にどんどんデビューを果たし、競走馬としてそれなりに完成しているのは、体質が丈夫である証拠。もし仮に父と同じように古馬になってさらに成長するとしたら、これは末恐ろしい種牡馬ですね。
中山5Rの新馬戦(芝1200m)は◎イトククリ(1番人気)が2着を確保し、△◎で馬連1930円、△◎★で3連複16450円的中。予想文にも書いたのですが、「サクラバクシンオー×サンデーサイレンス」は今シーズンの新馬戦で7戦6連対。直近10走で集計すると9連対というずば抜けた成績です。この配合を見つけたら新馬戦では逆らえません。
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