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くりやま もとむ Profile
大学在学中に競馬通信社入社。退社後、フリーライターとなり『競馬王』他で連載を抱える。緻密な血統分析に定評があり、とくに2・3歳戦ではその分析をもとにした予想で、無類の強さを発揮している。現在、週末予想と回顧コラムを「web競馬王」で公開中。渡邊隆オーナーの血統哲学を愛し、オーナーが所有したエルコンドルパサーの熱狂的ファンでもある。
栗山求 Official Website
http://www.miesque.com/

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2010年8月23日 (月)

日曜日のレースあれこれ

■札幌記念(G2)は◎アーネストリー(1番人気)が横綱相撲で完勝。前走の宝塚記念(G1)で小差の3着ですから順当な結果といえます。同厩の先輩タップダンスシチーを思わせる成長ぶりですね。札幌記念と天皇賞・秋(G1)は関連性が深いのでこの秋が楽しみになりました。

2着▲ロジユニヴァース(5番人気)は追い切りを見るかぎり好調時のコンディションにかなり近づいていると感じました。札幌競馬場はコーナーが大きくゆるやかです。したがって、ロジユニヴァースのようにトビの大きな馬でも苦にすることはありません。パワーが勝ったタイプなので洋芝は得意。この条件で走れないようならもう終わりだろう、ぐらいの気持ちで▲を打ちました。まだ完調とはいえないので上積みはあるでしょう。『web競馬王』の予想は◎▲で馬単2900円的中でした。

■レパードS(重賞)は◎ミラクルレジェンド(2番人気)がしっかり差しました。このところカネヒキリやデグラーティアなど「母方に Deputy Minister を抱えるフジキセキ産駒」の成功が目に付きます。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007102873/

2着グリッターウイング(6番人気)をヌケにしたため、的中は単勝だけ。このレースは押さえたい馬が多かったので△の取捨選択が難しい作業でした。グリッターウイングはクロフネ産駒の配合としては文句なしのA級。新馬戦の予想で◎を打ったときにその理由を書きました。ただ、ここ最近は「クロフネ産駒を重賞で軽視する」という予想方針を立てているので、最終的に切ってしまいました。無念です。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007103395/

■日曜日は期待していた2歳馬が散々な成績。新潟6Rのトウショウレイザー(2番人気)は13着。小倉5Rのピエナノテツジン(7番人気)は大差しんがり負け。何か理由はあるのでしょうが現時点では分かりません。次走の巻き返しに期待します。

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