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くりやま もとむ Profile
大学在学中に競馬通信社入社。退社後、フリーライターとなり『競馬王』他で連載を抱える。緻密な血統分析に定評があり、とくに2・3歳戦ではその分析をもとにした予想で、無類の強さを発揮している。現在、週末予想と回顧コラムを「web競馬王」で公開中。渡邊隆オーナーの血統哲学を愛し、オーナーが所有したエルコンドルパサーの熱狂的ファンでもある。
栗山求 Official Website
http://www.miesque.com/

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2010年7月28日 (水)

レッドディザイア、BCフィリー&メアターフ参戦へ

ちょっと前に「BCターフ参戦も」という記事を見たと記憶しているのですが、このほどBCフィリー&メアターフ(米G1・芝11f)に出走することが決定したようです。確実に勝ちに行くということでしょう。

9月15日に出国し、まず東海岸のニューヨークに飛んでフラワーボウル招待H(10月2日・米G1・芝10f)を使い、ケンタッキーに移動して11月5日の本番に臨む、というスケジュールです。このふたつのレースはアメリカにおける芝牝馬の王道路線です。

このカテゴリーで現在強敵といえるのは、5月のゲイムリーS(米G1・芝9f)で1、2着した Tuscan Evening と Forever Together あたりでしょうか。ただ、前者は11ハロンがやや長く、後者は6歳を迎えてこれ以上の上がり目があるのか疑問なので、レッドディザイアのほうが上だろうと思います。
http://www.pedigreequery.com/tuscan+evening
http://www.pedigreequery.com/forever+together

やはり怖いのはヨーロッパからの遠征組。現段階では何が出走するのか分かりません。昨年の覇者 Midday は順調なら2連覇を目指すのではないかと思います。
http://www.pedigreequery.com/midday8

ここに挙げた3頭のうち、Tuscan Evening と Midday は Oasis Dream 産駒。Oasis Dream 自身はカルティエ賞最優秀スプリンターに選ばれた快速馬だったので、放っておけばいくらでも速い産駒が産まれますし、スタミナを入れれば2000mぐらいまでは対応できる素晴らしい種牡馬です。2月10日のエントリー「なぜか日本に入らない Green Desert 系」で触れておりますのでご参照ください。
http://blog.keibaoh.com/kuriyama/2010/02/green-desert-e2.html

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