宝塚記念はステイゴールド産駒の2連覇
大一番の一発といえば Ribot 系ですが、母が持つ His Majesty 2×4の威力でしょうか。8番人気のナカヤマフェスタが差し切って優勝しました。父ステイゴールドは昨年のドリームジャーニーに続いての連覇です。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2006102424/
道中のラップが締まると距離適性がはっきりと出ます。たとえば、長距離戦でラップが締まれば中距離馬は苦しくなりますし、中距離戦でラップが締まれば長距離馬は苦しくなります。今回は後者だったので、中距離適性の高い馬が上位を独占した形です。そして、雨の影響が残る馬場だったので、パワーの有無も問われました。ナカヤマフェスタはこうした条件にフィットするタイプだったのでしょう。母は Ribot 系の強いクロスを持ち、さらにデインヒルが入ります。高速馬場よりは多少渋ったほうがいいタイプです。
柴田善臣騎手は近畿圏で初のG1制覇。2着は過去5回(京都4回、阪神1回)ありました。阪神競馬場での連対は89年の桜花賞(ホクトビーナス-2着)以来21年ぶりです。
馬券は完敗。4歳牡馬は割り引いて考えていたので印を打てませんでした。もっと馬場が悪化すると読んでいたのでブエナビスタ(1番人気)も△どまり。◎を打ったジャガーメイル(2番人気)は8着。もう少し距離があったほうがいいのかもしれませんが、それにしても走りませんでした。
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