プリンシパルSはルーラーシップ
デビュー以来、さまざまなアクシデントに遭遇し、回り道をしながら、それでもしっかりとダービーへのパスポートを手にしたのですから大したものです。『web競馬王』の予想では◎を打ったものの、2着のクォークスターが抜けてしまい不的中。予想を転載します。
「◎ルーラーシップは『キングカメハメハ×トニービン』という組み合わせ。母エアグルーヴは現役時代に年度代表馬に輝いた女傑で、繁殖牝馬としてもアドマイヤグルーヴ(エリザベス女王杯2回)、フォゲッタブル(ステイヤーズS、ダイヤモンドS)を出しておりきわめて優秀。父母ともにサンデーを持たない配合としてはこれ以上望めないレベルにある。キングカメハメハ産駒は東京コースを得意としており、本馬もトビの大きいダイナミックなフットワークなので、十中八九、東京コースは合うはず。出遅れて後方インに押し込められた前走は力を出し切れなかった。条件が変わった今回はいいだろう。」
手綱をとった横山典弘騎手は「フットワークが現状無駄に大きい」(ラジオNIKKEI競馬実況web)とコメント。角居勝彦調教師は「まだ体も緩いし、もう少し待ってあげたらと横山騎手から言われました」(同)。
要するにまだ未完成ということなので、ダービーではやや足りないかもしれません。しかし、今回のパフォーマンスを見てのとおり、器の大きさは歴然としています。荒削りなレースぶりで勝つ馬は得てして過大評価されがちですが、この馬はその種のハッタリ屋ではなく、やはり何物かを持っていると思います。ダイナミックなフットワークはサッカーボーイを思い出します。
http://www.youtube.com/watch?v=7nfXGPxiKBw
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