2024年4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
くりやま もとむ Profile
大学在学中に競馬通信社入社。退社後、フリーライターとなり『競馬王』他で連載を抱える。緻密な血統分析に定評があり、とくに2・3歳戦ではその分析をもとにした予想で、無類の強さを発揮している。現在、週末予想と回顧コラムを「web競馬王」で公開中。渡邊隆オーナーの血統哲学を愛し、オーナーが所有したエルコンドルパサーの熱狂的ファンでもある。
栗山求 Official Website
http://www.miesque.com/

« 2ちゃんねるの芸スポ速報+にスレッドが立ちました | メイン | 隠れた名種牡馬ショウナンカンプ »

2010年4月 8日 (木)

御神本騎手が7ヵ月ぶりに大井で騎乗

4月7日、大井競馬場で行われた東京スプリント(G3・ダ1200m)は、JRAのスーニが外から伸びて優勝しました。

この日の注目は、高知競馬所属の御神本訓史騎手がどんな騎乗をするかでした。かつて益田競馬の若き天才ジョッキーとして名を馳せ、益田廃止後は大井競馬に移籍。昨年9月に調整ルームから無断外出したことが発覚し、以来、南関東では乗れなくなりました。現在は2月から5月までの期間限定で高知競馬に所属しています。

高知のポートジェネラル(8番人気)に騎乗した御神本騎手は、果敢にハナを奪い、残り70mぐらいまで先頭で粘っていたものの、惜しくも4着に敗れました。直線半ばでは逃げ切りかと思う瞬間がありました。健闘といえるでしょう。

直前の10R(フォーチュネイトはなみずき特別)では、高橋三郎厩舎のアポロプログラム(5番人気)で2着。益田から大井に移籍してきた御神本騎手を、さまざまな面でバックアップしてきた高橋三郎調教師は、彼のたび重なる背信行為によってメンツを潰されてしまったわけですが、こんな状況でも騎乗馬を用意し、チャンスを与えようとするのですからその温情に胸が熱くなります。期待に応えて2着に持ってきた御神本騎手の手腕もさすがです。

高知競馬との契約が終わってからについては、“ミスターピンク”内田利雄騎手のように全国を渡り歩く説、元の鞘に収まる説など、いろいろ囁かれています。もちろんどれも噂の域を出ません。まだ28歳と若く、腕もあるので、やる気になればどこからでも這い上がっていけるでしょう。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/427673/23819168

御神本騎手が7ヵ月ぶりに大井で騎乗を参照しているブログ:

コメント

はじめましてm(_ _)m
御神本くんの記事拝見しました。益田で綺麗なフォームで騎乗される姿みてファンになって南関移籍で応援してたのですが。もう南関には戻れないのでしょうか?
スポットで園田とか参戦出来れば良いのですが‥その事が心配でコメントさせていただきました。

ぎむれっと様、はじめまして。

私は当事者ではないため、御神本騎手の南関東復帰が可能かどうかをお答えできる立場にありません。一般論で申し上げれば、御神本騎手の復帰に待ったをかけているのはおそらく騎手会でしょうから、その方針を覆せるような有力者の介入があるかどうかでしょう。馬主か、調教師か、あるいはそれ以外の人物か……それは分かりません。いないかもしれません。

他地区へのスポット参戦については問題ないのでは、と思います。

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

競馬王 2011年11月号
『競馬王11月号』の特集は「この秋、WIN5を複数回当てる」。開始から既にWIN5を3回的中させている松代和也氏の「少点数に絞る極意」、Mr. WIN5の伊吹雅也氏が、気になる疑問を最強データとともに解析する「WIN5 今秋の狙い方」、穴馬選定に困った時のリーサルウェポン、棟広良隆氏&六本木一彦氏の「WIN5は『穴馬名鑑』に乗れ!」、オッズから勝ち馬を導き出す柏手重宝氏の「1億の波動(ワオ!)」、亀谷敬正氏&藤代三郎氏が上位人気の取捨を極める「迷い続ける馬券術」、夏競馬期間中WIN5を6戦3勝している秘訣を探る「赤木一騎の次なる作戦」など、この秋、一度ならず二度、三度とWIN5を的中させるための術が凝縮されています!! また「大穴の騎手心理」では、世界を股にかけるトップジョッキー・蛯名正義騎手をゲストにお迎えしました。その他、今井雅宏氏の「新指数・ハイラップ指数大解剖」や、久保和功氏の「京大式・推定3ハロン」など、盛り沢山の内容となっています!!