大阪杯とダービー卿チャレンジT
大阪杯の勝ち馬テイエムアンコール、ダービー卿チャレンジTの勝ち馬ショウワモダンはいずれも中山記念組(2、3着)でした。そのレースで1着だったトーセンクラウンは先週の日経賞で3着と頑張っています。
不良馬場の中山記念は、どう見ても良馬場の能力判定基準にはなりえないレース。だからこそ大波乱となったわけですが(13→12→5番人気で3連単は50万馬券)、上位勢がそのあと良馬場でしっかり結果を出しているのはおもしろいですね。
大阪杯の△テイエムアンコール(6番人気)は、人気薄だった前走の中山記念で◎を打った馬。しかし、良馬場のこのメンバー相手では重い印を打てませんでした。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2004101228/
父オペラハウスの優秀さにはあらためて感心します。ヨーロッパで種牡馬生活を送っていれば大成功したでしょうし、日本においても仮に社台グループの良血牝馬と交配できる環境にあったなら、トニービン級とまではいかずとも、それに近い成績は残せたような気がします。3着の◎ドリームジャーニー(1番人気)はベスト条件のここで敗れたのでは先が思いやられます。斤量面の問題だけでなく年齢的な衰えもあるのでは?
ダービー卿チャレンジTは△◎で馬連2860円、△◎△で3連複6160円的中。レースの上がりが34秒0では後ろの馬に出番はありません。勝った△ショウワモダン(7番人気)の父エアジハードは、サクラバクシンオーと同じくサクラユタカオーの後継種牡馬。アグネスラズベリ(函館スプリントS)、ナナヨーヒマワリ(マーチS)に次ぐ3頭目の重賞勝ち馬です。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2004103318/
◎マイネルファルケ(4番人気)は2年連続の2着。『web競馬王』の予想文を転載します。
「◎マイネルファルケは『ムタファーウエク×パークリージェント』という組み合わせ。中山芝1600mでは過去5戦して〔2・3・0・0〕と連対パーフェクト。小回り&急坂コースに強いロベルト系らしい成績を残している。今週からBコースとなり前へ行った馬が有利。この条件の昨年も2着に粘っている。54キロだった昨年に比べて今年は57キロだが、そのぶん力もつけている。前走比1キロ減と枠順の差を考慮すればフィフスペトルを逆転できる。」
鞍上の石橋脩騎手は今年に入って重賞で〔2・2・0・7〕という成績。連対率は36%です。1~3番人気に一度も騎乗せずにこの結果は素晴らしいの一語です。
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