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くりやま もとむ Profile
大学在学中に競馬通信社入社。退社後、フリーライターとなり『競馬王』他で連載を抱える。緻密な血統分析に定評があり、とくに2・3歳戦ではその分析をもとにした予想で、無類の強さを発揮している。現在、週末予想と回顧コラムを「web競馬王」で公開中。渡邊隆オーナーの血統哲学を愛し、オーナーが所有したエルコンドルパサーの熱狂的ファンでもある。
栗山求 Official Website
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2010年3月27日 (土)

毎日杯はダノンシャンティ

まったくの横綱相撲でした。終始外を回り、上がり3ハロン33秒4、ゴール前では抑える余裕がありました。『web競馬王』の予想は◎△▲で3連単16440円的中。予想文を転載します。

「◎ダノンシャンティは『フジキセキ×マークオブエスティーム』という組み合わせ。母シャンソネットはシングスピールやラーイの半妹にあたる良血。2代母グローリアスソングはカナダ年度代表馬、米最優秀古馬牝馬。「ヘイロー3×3」だけが目立つ単純な配合に見えがちだが、じつはそうではなく、アンガール≒エルバジェ4×4、ミランミル5×6など、重厚な血が全体をしっかり支えている。それ以外にもダンスインザダークなどに見られるブルースウォーズ=ブルーヘイズの全兄妹クロスを持つなど、底力を感じさせる緻密な配合構成で見どころがある。母の父マークオブエスティームから受け継いだ切れ味は非凡で、前走の共同通信杯2着は展開のアヤ。外回りコースなら持ち前の末脚を存分に活かせるだろう。」

母の父マークオブエスティームは、英2000ギニー(英G1・芝8f)、クイーンエリザベス2世S(英G1・芝8f)などの勝ち馬。ゴール前の爆発力が印象的な小気味好いマイラーでした。ダノンシャンティはそのイメージが重なります。『競馬王』ではNHKマイルCの本命馬と発言してきたので、これで一歩近づいたかなと思います。

○ルーラーシップは5着。出遅れてリズムが悪くなってしまいました。追い出されてからフワフワしていたので、順調さを欠きながら強行軍できたツケも多少あるのかなという気がしました。こんな馬ではないでしょう。

落馬した武豊騎手は、「左肩骨折疑い、右手関節亀裂骨折、頭部打撲傷、腰部打撲傷」とのこと。桜花賞のアプリコットフィズ、皐月賞のヴィクトワールピサの騎乗は難しそうです。アプリコットは横山典弘騎手、ヴィクトワールは四位洋文騎手でしょうか。

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