ドバイ国際競走
長時間の中継でしたが楽しめました。日本は“島国”という地理的な制約があるため、諸外国と交わる機会は多くないのですが、決して孤立しているわけではなく、日々行われている競馬は確実に世界と繋がっているんだなと実感しました。日本のホースマンを勇気づける結果だったのではないでしょうか。
ドバイワールドCで馬群に沈んだレッドディザイアは、松永幹夫調教師によればハミを噛んで力んで走っていたとのこと。これも経験でしょう。勝った Gloria de Campeao はブラジル産馬で、Gioconda≒Farnesio 3×3という4分の3同血クロスを持ちます。鮮やかな配合です。
http://www.pedigreequery.com/gloria+de+campeao
ドバイシーマクラシック2着のブエナビスタは、やはり並の馬ではないですね。スローペースとはいえ2分31秒84の勝ちタイムですから力のいる芝でした。ヨーロッパやブリーダーズCでも十分やれるレベルにあるのは明らかです。ペリエ騎手が規定重量で乗っていれば勝っていたのでは?
タペタは芝馬向きという定説でしたが、ゴドルフィンマイルでグロリアスノアが4着ですから、一概にそうとも言い切れなくなりました。それなりに時計がかかる馬場なので、切れ味を必要としない展開になれば日本のダート馬でも通用するのかもしれませんね。
毎日杯のザタイキの事故を見たばかりなので、全馬無事でホッとしました。
コメント