京成杯はエイシンフラッシュ
アドマイヤテンクウの逃げは想定外でした。行く馬がいないことを見越した安藤勝己騎手の好プレーです。前半3ハロン37秒2という超スローペースだったので、上がり2ハロンは11秒4-11秒4。中団から差を詰めて3着に終わったレッドスパークルにとっては残念な流れでした。2着に粘ったアドマイヤテンクウはキングカメハメハ産駒らしい立ち回りの上手さを見せました。
『web競馬王』の予想は◎○で本線的中。ウマニティに提供した予想はエイシンフラッシュの単勝一本で的中。『web競馬王』の予想を転載します。展開の読みは完全に外れましたが結果オーライです。
「◎エイシンフラッシュは『キングズベスト×プラティニ』という組み合わせ。母ムーンレディは牝馬ながら独セントレジャー(G2・芝2800m)を勝った。本馬の父キングズベストは英2000ギニー(G1)の勝ち馬で、歴史的名牝アーバンシーの半弟にあたる。本馬は父母双方にドイツ血統が色濃く流れる異色の血統。高速馬場で俊敏に切れるというタイプではないが、やや時計のかかる馬場で持続力を問うようなレースになると強い。切れ味を必要としない京成杯向きの血統といえるだろう。」
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007102951/
京成杯は例年それほど骨っぽいメンバーが出てきません。クラシック出走権を確実にモノにしたい実力馬にとっては穴場的なレースです。エイシンフラッシュはこれで皐月賞、ダービーの出走権を確保。これから余裕をもったローテーションを組むことができます。皐月賞トライアル、そして本番で勝ち負けに持ち込むにはもうひと回り成長したいところですね。
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