桑島孝春騎手、地方競馬初の通算40000回騎乗達成
1月15日の船橋競馬第1Rで、アルバーノに騎乗した桑島孝春騎手は、地方競馬初の通算40000回騎乗を達成しました。71年にデビューし、騎手生活は今年で40年目。年平均1000回騎乗してきたことになります。ちなみに、JRAの現役騎手で最多騎乗記録を持つ武豊騎手は15890回、引退した岡部騎手は18646回です(いずれもJRAのみ集計)。
桑島騎手は現在54歳(あと半月で55歳)。ロッキータイガーやホクトライデンなど数々の名馬にまたがり、79、82~86年には南関東のリーディングジョッキーに輝いています。通算勝利数は4700勝。これは佐々木竹見騎手(7151勝=引退)、石崎隆之騎手(6057勝)、的場文男騎手(5907勝)に次ぐ第4位です。
以前、南関東専門紙のあるベテラン記者にうかがったのですが、桑島騎手は義理人情を重んじる方で、勝てそうな馬を依頼されても、もとから乗っている馬がいるときは、そちらを優先するのだそうです。桑島騎手の高潔な人柄がしのばれるエピソードはあちこちで耳にします。
石崎騎手の通算騎乗数は33838回、的場騎手は30507回。引退した佐々木竹見騎手は39060回なので、桑島騎手は地方競馬初の40000回騎乗を達成したことになります。
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