はこべら賞はバーディバーディ
中京10Rのはこべら賞(3歳500万下・ダ1700m)はバーディバーディ(父ブライアンズタイム)がパルラメンターレとの一騎打ちを制して快勝。予想は○◎で的中でした。堅かったですね。勝ちタイムの1分45秒8はなかなか速いと思います。
バーディバーディは、母ホームスイートホームが Pleasant Home(ブリーダーズCディスタフ)の全姉にあたる良血で、父はダート界屈指の名種牡馬ブライアンズタイム。ブライアンズタイムとMr.Prospector 系は相性がよく、フリオーソやトーセンブライトをはじめ多くの活躍馬が出ています。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007100567/
また、父がブライアンズタイムで Graustark=His Majesty の全兄弟クロスを持つといえば、東海S(G2)やマーチS(G3)を制したアンドゥオールと同じ。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/1999106769/
このクロスは Ribot 系なので、やや鈍重なところがあり、芝よりもダートに向いています。アンドゥオールの母は Bold Ruler 3×4、バーディバーディの母は Mr.Prospector 2×4。これらは鈍重さの緩和に役立っています。バーディバーディとアンドゥオールは配合構造が似ていると思います。
1月5日に京都の3歳500万下(ダ1400m)を圧勝したマカニビスティーは、母サクセスウイッチがブライアンズタイムとプレザントコロニーの組み合わせを持ち、Graustark=His Majesty 3×4。そして、自身は父方に Mr.Prospector を持っているので、これもバーディバーディと似ています。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007106231/
バーディバーディは成長力を秘めており、今後どんどん強くなる可能性があります。過去の戦績にとらわれずに1戦ごとに力量を見極めていきたいと思います。
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