母方のスピードが活きたタマモオンゾウシ
■土曜新潟5Rの新馬戦(ダ1200m)は、楽に先手を奪った◎タマモオンゾウシ(1番人気)が後続に8馬身差をつけて逃げ切りました。
http://www.youtube.com/watch?v=0UeMMkdCG9c
『ブラッドバイアス・血統馬券プロジェクト』の予想は◎〇△で馬単1090円、3連単9220円的中。予想文を転載します。
「◎タマモオンゾウシは『ネオユニヴァース×アフリート』という組み合わせ。母ヒトリムスメはダート短距離で3勝を挙げた。父ネオユニヴァースは短距離向きではないが、母は「アフリート×ダンジグ」というスピード血統なので十分対応できるだろう。母方にダンジグを持つネオユニヴァース産駒にはロジユニヴァース、オールアズワンなどがいる。仕上がりも早いだろう。」
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2009104936/
父ネオユニヴァースは素軽さやスピードといった要素に不安を抱えているので、短距離の新馬戦では馬券にならない種牡馬です。そうしたレース条件が多い2歳夏あたりはまったく存在感がありません。ただ、本馬の場合、母が「アフリート×Danzig」という配合なので、父の弱点をカバーしています。配合的にはどう見てもダート短距離ですね。
■土曜小倉6Rの新馬戦(芝1200m)は、ダッシュを利かせて先頭に立った▲シゲルシバグリ(2番人気)がそのまま逃げ切りました。予想は▲◎〇で馬連2780円、3連複1820円的中。
勝ったシゲルシバグリは「トワイニング×フジキセキ」という組み合わせで、母ケイエフキセキはメガスターダム(中京記念、ラジオたんぱ杯2歳S)の全姉です。「トワイニング×サンデー」はロードオブザダイス、フサイチアソート、ドリームガードナー、カツヨトワイニングなどが出て大成功しており、新馬戦でも優秀な成績を挙げています。母の父がサンデーからその息子フジキセキに替わっただけなので、基本的には似ような個性を持っているはずです。
2代母の父マルゼンスキーは新馬戦に強く、Mr.Prospector 系との相性も良好。この血が入るだけで配合全体が引き締まって見えますね。名血とはこういうものでしょう。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2009103713/
◎タイセイシュバリエ(5番人気)は2着。序盤はダッシュがつかず後方からの競馬。3コーナーからエンジンが掛かって強引にマクって最後は2着を確保。レースぶりが常識に掛かれば勝ち馬に引けをとらないでしょう。
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血 統 屋 http://www.miesque.com/
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プニプニヨークンばかりですみません。
今日はJRAとの交流競走に出走でした。
1400㍍でしたし、JRA勢は速いしで、ハナ叩かれて3番手。向こう正面で次々に捲ってくる馬に先越され、万事休すでした。
ただ、ヨークンは、敗れた次のレースは必ず着順を上げてますし、ハナを切れます。
次走は1700㍍でしょうから巻き返しに期待です。
関屋記念はアブソリュートを狙って見ようかな、と思ってます。
投稿: ダンディ“ゲッツ”さっさん | 2011年8月 3日 (水) 17:25
そうですか。逃げ馬は自分のレースができないと脆いですから仕方ないところでしょうか。強敵相手に揉まれることで強くなってほしいですね。いつか重賞に出る姿を見てみたいものです。
投稿: 栗山求 | 2011年8月 3日 (水) 20:54