ニュージーランドTはエイシンオスマン
土曜日の阪神芝はインコースがしっかり伸びる馬場でした。スローの2番手からエイシンオスマン(12番人気)が抜け出して快勝。2着にもエーシンジャッカル(7番人気)が入り、栄進グループのワン・ツー・フィニッシュ。
http://www.youtube.com/watch?v=1w2m91Jv2RI
1、2着馬ともに予想は無印。まったくいいところなしでした。エイシンオスマンの手綱を取った幸英明騎手は、スローペースを味方につけた好騎乗だったと思います。ベストの位置取りでした。
生産者はノーザンレーシングで、母ゲルニカはアルゼンチンでG1を4勝した名牝。社台グループは世界各地の名牝を購買しており、南米も例外ではありません。南米血統は見慣れないものも多いのですが、ゲルニカは大部分がアメリカ血統なので判断に迷うタイプではありません。エイシンオスマン自身は、持続力と馬力に秀でたマイラー、という血統です。雨が降ったわりに時計が速かったのですが、パンパンの良馬場ではないので、パワーを秘めた馬が台頭しました。もっとも、もともと能力を低く見積もっていたので、分かっていたとしても印は打てませんでしたが……。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008103390/
◎ダノンシャーク(2番人気)は7着。もっと馬場がぐちゃぐちゃになってスタミナを要するレースになると読んでいました。直線は大外に持ち出しましたが、あそこは押しても叩いても伸びません。インしか伸びない馬場でした。
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