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くりやま もとむ Profile
大学在学中に競馬通信社入社。退社後、フリーライターとなり『競馬王』他で連載を抱える。緻密な血統分析に定評があり、とくに2・3歳戦ではその分析をもとにした予想で、無類の強さを発揮している。現在、週末予想と回顧コラムを「web競馬王」で公開中。渡邊隆オーナーの血統哲学を愛し、オーナーが所有したエルコンドルパサーの熱狂的ファンでもある。
栗山求 Official Website
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2011年1月 2日 (日)

直線以外の芝1000m戦

そういえば最近ほとんど見なくなったなぁ……と思い、「TARGET frontier JV」で調べてみたところ、思った以上に激減していました。

90年  93R
95年  81R
00年  53R
05年   9R
10年   2R

新潟の直線芝1000mコースは01年に設置されました。したがって、それ以前の数字はすべてコーナーのある競馬場でのものです。かなり以前から芝1000m戦そのものが漸減傾向にあったのですが、新潟に直線コースができてからガクンと減り、いまや絶滅寸前です。

新潟以外で行われた3歳以上の芝1000m戦は、01年9月23日の札幌9R(500万下)を最後に行われていません。すでに10年近く、コーナーのあるコースで行われる芝1000m戦は2歳戦のみです。

昨年は全体で26レースが組まれ、うち新潟コースが24レース。残りの2レースは、2歳シーズン開幕日の6月19日に組まれた函館と福島の新馬戦です。

札幌芝1000mは、04年を最後に行われていませんでした。一昨年は函館競馬場改修の影響か5年ぶりに復活。しかし、昨年は組まれず、おそらく今後も行われないのではと思われます。

小倉芝1000mは、一昨年までは行われていましたが、昨年はゼロ。ブリンキーバートスの伝説が生まれたコースも、二度と使われないのかもしれません。

コーナーのあるコースの芝1000m戦が無くなってしまうのは時間の問題でしょう。79年にハギノトップレディが樹立した「57秒2」という函館の2歳コースレコードも、破られないまま残る可能性が高くなってきました。

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