土曜日のロンシャン
午前中は霧雨が降ったり止んだりでしたが、昼ごろから曇り空となり、午後はときどき薄日も射してきました。思ったほど雨は降りませんでしたね。天気予報によると日曜日は曇り。急激な馬場回復は望めないものの、最悪の馬場状態は避けられました。
ただ、馬場はかなり軟らかくなっているので、馬が走ると蹄が芝を掘り返し、その塊がどんどん後ろに飛んでいくような状況。騎手たちもどのコース取りが伸びるのか手探りといった感じで、外を回ったり内を回ったりレースごとに変化がありました。前が残ったり追い込みが届いたり、どちらの位置取りが有利とはいえません。
ダニエルヴィルデンシュタイン賞(G2・芝1600m)の勝ちタイムは1分44秒3。ペースもありますが馬場も相当悪いことがお分かりいただけると思います。ちなみに、勝った Royal Bench は Millieme=Shirley Heights 3×4というかっこいい全きょうだいクロスを持っています。
http://www.pedigreequery.com/royal+bench
本番前に仮柵を外すので基本的にインコースが有利です。好位でうまく馬群を捌き、スムーズにレースを運んだ馬が勝つでしょう。詰まったらそこで終了。騎手の技量が大きなウェイトを占めます。
馬場が悪いせいか土曜日は大荒れでした。馬券はかすりもせずフランスギャロに多額の寄付をしてきました。本番は20頭立てなので、道悪巧者の伏兵が飛んでくる可能性も十分あるでしょう。
ところで、フラワーボウル招待Sに出走したレッドディザイアは3着。良馬場なら押し切っていたと思いますが、馬場状態が悪かったので欧州勢が台頭しました。あと、道中ちょっと行きたがりましたね。やや気負っていました。本番までに状態面の上積みがあり、時計の出る速い馬場になれば Midday に一泡吹かす可能性も十分あると思います。
Parisはいかがですか?
Zarkavaが勝った2008年の凱旋門賞に行ったっきりご無沙汰してるので是非また行きたいですね~
2008年は土曜日は晴れてて良かったんですが、当日は真冬並みに寒くて、参りました…ちょっと油断してましたね。
それでもZarkavaの強さに寒さを忘れたのを思い出します。懐は寒くなりましたが…
極端に馬場が悪くなると日本馬には厳しいですね~
でも、頑張ってほしいです。
是非、凱旋門賞だけでなく、Paris滞在も楽しんできてください。
投稿: BS | 2010年10月 3日 (日) 20:32
いよいよやってきました本日のメインレース。世界を相手に勝負する。競馬に限らず燃えますよね。とにかく力を出しきって頑張っていただきたい日本馬2頭には!
あとレッドディザイアは惜しかったですね。ドバイWCからずっと力んで走っているように見えるのが心配なんですが本番は頑張っていただきたい!
投稿: たくぼん | 2010年10月 3日 (日) 20:40
>BS様
今年は暑かったですよ。上はジャケットを脱いでYシャツ1枚で動いていました。日向で活動すると汗が吹き出る感じですね。仕事中は飲めないので宿に戻ってからビールを飲んだんですがうまいのなんの……。
それはともかく、ナカヤマフェスタはかっこよかったですね。結果を伝える夜のスポーツニュースでも、2着馬ながら「ジャポネ、ナカヤマフェスタ」とちゃんと紹介されていました。
月曜日はぶらりと散歩でもしてみます。
投稿: 栗山求 | 2010年10月 4日 (月) 10:50
>たくぼん様
2頭ともよくがんばりました。ナカヤマフェスタの陰に隠れがちですがヴィクトワールピサの7着は大健闘です。
レッドディザイアは気性の難しさを出さずに済むか、速い時計が出る馬場になるか、でしょうね。ホントに頑張ってほしいものです。
投稿: 栗山求 | 2010年10月 4日 (月) 10:55