栗山求ブログ

２歳世代のネオユニヴァース産駒は、先週終了時点で３６頭がデビューして勝ち上がりは３頭。もともと早い時期の２歳戦は得意ではなく、アベレージヒッターでもありません。ただ、それを考慮しても酷いなぁ……と。

今年はかなり悲惨なことになるのかと思っていたところ、芝路線で唯一の期待馬だったオールアズワンが札幌２歳Ｓ（Ｇ３）を勝ちました。さすがですね～。伊達に２年連続でクラシックホースを出していません。

「ネオユニヴァース×ナリタブライアン」は重すぎてＰＯＧで指名する気がまったく起きませんでした。ただ、確実性はないけれど長打力のある配合なので、走るとなったら相当走りそうです。あとは高速馬場への適性がどうか、ですね。話が飛躍して恐縮ですがこういうタイプはヨーロッパの力のいる芝も苦にしないでしょう。三冠馬ナリタブライアンの血を持つ馬としては初めての重賞勝ち馬です。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008104316/

予想は△◎で的中。◎アヴェンチュラは久々を考えればよく走ったと思います。京都で１回使って暮れのＧ１でしょうか。

阪神４Ｒの新馬戦（芝１８００ｍ）はディープインパクト産駒のワン・ツー。昨日のエントリーで取り上げた馬たちでした。勝ったリベルタスは追い出されてから雰囲気があります。２頭とも将来性十分でしょう。

現在、取材のためパリを訪れています。時間は土曜日の正午。霧雨が降ったり止んだりといった天候で、路面はつねに濡れた状態です。良馬場は望めず、明日のコンディションは重馬場ぐらいでしょうか。これからロンシャン競馬場に出かけてきます。