京都新聞杯はゲシュタルト
08年のメイショウクオリア、09年のベストメンバー、そして今年のゲシュタルトと、3年連続でマンハッタンカフェ産駒が優勝しました。この条件がよっぽど合っているのでしょう。『web競馬王』の予想は○▲で馬連1060円を的中しました。
何度か記しているように、ゲシュタルトについては昨年の春からその配合に注目していました。『競馬王のPOG本 2009~2010』の「栗山ノート」で、“マンハッタンカフェのA級配合馬”としてピックアップした5頭(131頭から選抜)に含まれています。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007104975/
母系に Sadler's Wells を持つマンハッタンカフェ産駒には、レッドディザイア、ジョーカプチーノ、ヤマニンウイスカーといった活躍馬がいます。ドイツ血統と Sadler's Wells の相性の良さについては、4月30日のエントリーで論じていますのでご参照ください。ちなみに、今年の2歳世代には、母系に Sadler's Wells が入る配合パターンでゲシュタルトを上回るものは残念ながら見当たりません。
http://blog.keibaoh.com/kuriyama/2010/04/sadlers-wells-a.html
◎レーヴドリアンは3着。33秒9というメンバー中最速の上がりをマークしたものの及びませんでした。こういう競馬しかできない馬なので仕方ないですね。今回はペースが速くなるので届くという読みでしたが、向正面で思ったよりもペースが落ち着いてしまいました。気性が成長しないことには同じような競馬の繰り返しでしょう。
マンカフェ産駒は配合がハマルとほんと走りますね。
2歳世代の血統をみてるとその辺を意識した馬もちらほら
いるように感じます。
今年のお薦め配合馬が楽しみです。
投稿: にいはら | 2010年5月 9日 (日) 15:06
成功パターンがカッチリ決まっていて、それに当てはまると薄気味悪いぐらい走るので、POGでは当たりを引きやすい種牡馬だと思います。
昨年のマンハッタンカフェ産駒は5頭選びでしたが、今年は10頭選びに昇格しました。
投稿: 栗山求 | 2010年5月10日 (月) 01:56