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くりやま もとむ Profile
大学在学中に競馬通信社入社。退社後、フリーライターとなり『競馬王』他で連載を抱える。緻密な血統分析に定評があり、とくに2・3歳戦ではその分析をもとにした予想で、無類の強さを発揮している。現在、週末予想と回顧コラムを「web競馬王」で公開中。渡邊隆オーナーの血統哲学を愛し、オーナーが所有したエルコンドルパサーの熱狂的ファンでもある。
栗山求 Official Website
http://www.miesque.com/

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2010年4月10日 (土)

東西重賞でアグネスタキオン産駒V

ニュージーランドT(G2)は△サンライズプリンス(1番人気)が予想以上に強い競馬をしました。不利な大外枠で、距離短縮も好材料とはいえず、ここは条件的に厳しいかと思ったのですが、終始外を回っての楽勝。モノが違いました。1分32秒9も古馬準OP級なので優秀です。音無調教師によれば春の大目標はダービーとのこと。NHKマイルCに出ると体調維持が難しくなるので、結局はパスするのでは……と思います。

阪神牝馬S(G2)はアイアムカミノマゴがびっくりするほど楽に突き抜けました。芝1400mはスペシャリストを狙うのがセオリー。昨年のフィリーズレビュー(G2)2着、オーロC(OP)1着と、この距離では実績のある馬でした。しかし、5ヵ月ぶりということで手が出ませんでした。母が Danzig 系×Mr.Prospector という一本気のスピード血統なので、アグネスタキオン産駒ながら芝1400mへの適性が高いのでしょう。同産駒の芝1400mは、2歳戦を除けば連対率16.8%とあまりよくありません。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2006102871/

アイアムカミノマゴは、サンデーサイレンスの孫だから「カミノマゴ」なのかなと思っていたのですが、昨年の春、『競馬王のPOG本』の取材で馬主の堀紘一さんにお話をうかがったところ、そうではないことが判明しました。

十数年前、堀紘一さんは、競馬評論家の大川慶次郎さんに誘われてバレッツトレーニングセールへ出かけました。その際、大川さんがアイアムザウィナーを選び、堀さんが購入しました。アイアムザウィナーは大川さんの子供のようなものだから、その仔は「競馬の神様の孫」、つまりカミノマゴとのことです。

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コメント

今年の競馬王のPOG本も発売日が決まったようですね。

栗山さんのインタビューやオススメ配合を楽しみにしています。

ありがとうございます。

今年もいい馬を推奨できたらと思います。インタビュー企画は渡辺隆さん。これは例年どおりですね。

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