きさらぎ賞、ヒヤシンスS
京都11Rきさらぎ賞(G3・芝1800m)のレースレベルは高くもなく低くもなく、ごく平均的なものだったと思います。勝ったネオヴァンドームは熱発明けだったので狙いづらかったですね。ネオユニヴァース産駒は京都芝1800mでは連対率37.0%と抜群の成績を挙げています。このコースでは無視できません。東京スポーツ杯2歳S(G3)2着のトーセンファントムと同じ「ネオユニヴァース×トニービン×ノーザンテースト」という組み合わせ。デムーロ騎手の絶妙の立ち回りが光りました。
◎レーヴドリアンはズブいですね。そして不器用です。あの位置取りからではディープインパクトでないと差し切れません。エンジンが掛かってからの迫力はさすがでした。中山芝2000mで勝つイメージは湧きませんが、東京芝2400mは合うと思います。皐月賞で4着ぐらいに負けてダービーで激走、というパターンは可能性としてあると思います。
東京9RヒヤシンスS(3歳OP・ダ1600m)は△バーディバーディが快勝。「ブライアンズタイム×Seeking the Gold」という血統から小回り向きかも?という懸念があったのですが、前々からうまく粘りこみました。松岡騎手のファインプレーです。ベルウッドローツェを2着に粘らせたダイヤモンドS、カフェレジェンドで勝った最終レースの騎乗もそうですが、冴えてましたね。配合に関しては1月31日のエントリーをご参照ください。
◎マカニビスティーは、前2走と同じくマクって行きましたが、相手もそろっており、それで勝てるほど甘いレースではありませんでした。道中の距離ロスも大きすぎましたね。現状ではマクリが利きやすい小回りのほうが向いているのかもしれません。
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