2024年5月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
くりやま もとむ Profile
大学在学中に競馬通信社入社。退社後、フリーライターとなり『競馬王』他で連載を抱える。緻密な血統分析に定評があり、とくに2・3歳戦ではその分析をもとにした予想で、無類の強さを発揮している。現在、週末予想と回顧コラムを「web競馬王」で公開中。渡邊隆オーナーの血統哲学を愛し、オーナーが所有したエルコンドルパサーの熱狂的ファンでもある。
栗山求 Official Website
http://www.miesque.com/

« 『馬券師倶楽部』放送は来週と再来週です | メイン | 阪急杯はエーシンフォワード »

2010年2月28日 (日)

道悪の中山記念はオペラハウス丼

昨日のエントリーに「日曜日の中山記念でも Sadler's Wells には注意したほうがいいかもしれません」と書きました。結果は Sadler's Wells 系のオペラハウス丼。道悪では押さえなければいけない血統です。

予想は◎テイエムアンコール(12番人気/2着)。『web競馬王』では印を絞らなければいけないので馬連不的中でしたが、ウマニティでは5頭に△を散らし、そのうちの1頭がトーセンクラウン(13番人気/1着)だったので的中しました(馬連18,080円)。予想文は以下のとおり。

「◎テイエムアンコールは『オペラハウス×ブライアンズタイム』という組み合わせ。小回り&急坂の中山コースで一変しそうな配合だ。デリングドゥー≒エイワン4×4なので中距離向きのパワフルなスピードが持ち味だろう。道悪は間違いなく巧い。ハイペースとなりそうな今回は得意のマクり差しが決まるはず。」

ドロドロの道悪だった昨年のダービーデイ、最終レースの目黒記念(芝2500m)を勝ったのはオペラハウス産駒のミヤビランベリでした。こうした馬場になると Sadler's Wells 系は水を得た魚です。母系に入った馬も同様で、母の父に Sadler's Wells を持つエルコンドルパサーは、極悪馬場の凱旋門賞(芝2400m)で2着に逃げ粘りました。

日曜日の中山では、5Rの未勝利戦(芝2000m)でオペラハウス産駒のマイネルウーノ(7番人気)が2着、9Rの潮来特別(1000万下・芝2500m)では母系に Sadler's Wells を持つクロカンブッシュ(9番人気)、ジェイケイラン(12番人気)が2、3着と、馬券にからみまくっていたので、中山記念の◎テイエムアンコールは内心かなり自信がありました。これから菜種梅雨の季節がやってくるので、また道悪競馬になることもあるでしょう。そのときには忘れずに Sadler's Wells を狙いたいと思います。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/427673/23459025

道悪の中山記念はオペラハウス丼を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

競馬王 2011年11月号
『競馬王11月号』の特集は「この秋、WIN5を複数回当てる」。開始から既にWIN5を3回的中させている松代和也氏の「少点数に絞る極意」、Mr. WIN5の伊吹雅也氏が、気になる疑問を最強データとともに解析する「WIN5 今秋の狙い方」、穴馬選定に困った時のリーサルウェポン、棟広良隆氏&六本木一彦氏の「WIN5は『穴馬名鑑』に乗れ!」、オッズから勝ち馬を導き出す柏手重宝氏の「1億の波動(ワオ!)」、亀谷敬正氏&藤代三郎氏が上位人気の取捨を極める「迷い続ける馬券術」、夏競馬期間中WIN5を6戦3勝している秘訣を探る「赤木一騎の次なる作戦」など、この秋、一度ならず二度、三度とWIN5を的中させるための術が凝縮されています!! また「大穴の騎手心理」では、世界を股にかけるトップジョッキー・蛯名正義騎手をゲストにお迎えしました。その他、今井雅宏氏の「新指数・ハイラップ指数大解剖」や、久保和功氏の「京大式・推定3ハロン」など、盛り沢山の内容となっています!!