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くりやま もとむ Profile
大学在学中に競馬通信社入社。退社後、フリーライターとなり『競馬王』他で連載を抱える。緻密な血統分析に定評があり、とくに2・3歳戦ではその分析をもとにした予想で、無類の強さを発揮している。現在、週末予想と回顧コラムを「web競馬王」で公開中。渡邊隆オーナーの血統哲学を愛し、オーナーが所有したエルコンドルパサーの熱狂的ファンでもある。
栗山求 Official Website
http://www.miesque.com/

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2009年12月26日 (土)

ラジオNIKKEI杯2歳Sはヴィクトワールピサが完勝

ラスト3ハロンが11.6 - 11.4 - 11.8なので前に行った馬に有利な流れ。それを中団追走から豪快に差し切りました。落鉄していたという情報もありますし、この展開だけに4コーナーで外に振られたロスも大きかったはずです。着差以上に強い内容だったと思います。稽古がイマイチなような気がして若干懸念もあったのですが、杞憂に終わりました。

『web競馬王』に出した予想も難なく当たりました。一部を引用します。「父ネオユニヴァースは鈍重なタイプなので、母系にミスタープロスペクターが入るのは歓迎。母ホワイトウォーターアフェアはマキアヴェリアンとロレンザッチオを併せ持つのでロジユニヴァース(日本ダービーなど重賞4勝)と配合構成がよく似ている」。

じつはこの馬、『赤本』の「私のオススメ10頭」で今年指名した馬でもあります。『競馬王のPOG本』の「栗山ノート」でも採り上げています。配合的にはケチのつけようがありません。順調なら来年のクラシックでも結果を出せるでしょう。

『赤本』のPOGランキングでは現在第3位ぐらいだったと思います。この調子なら来年は首位も……と普通なら思うところですが、現在トップの競馬総合チャンネル編集部がすでに2億2000万円余りの賞金を獲得しており、どうがんばっても勝てそうにありません。ローズキングダム、リディル、リルダヴァル、ステラリード、テイラーバートンというラインナップは驚異的というか、ちょっと信じられないくらい凄いですね。

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