ハーツクライの近親オメガハートランド
■日曜新潟5Rの新馬戦(芝1800m)は、〇オメガハートランド(1番人気)がゴール直前で差し切りました。
http://www.youtube.com/watch?v=8Iehn64xRMg
「アグネスタキオン×エルコンドルパサー」という組み合わせ。母オメガアイランドは未勝利馬ですが、ハーツクライの半妹にあたる良血です。サンデー系のアグネスタキオンを父に持つ本馬は、ハーツクライの構成要素の50%を持っています。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2009105758/
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2001103038/
┌ サンデーサイレンス
┌○┘
オメガハートランド ―┤
└○┐
└ アイリッシュダンス
┌ サンデーサイレンス
ハーツクライ ――――┤
└ アイリッシュダンス
ハーツクライの配合構成の核は Northirdchance≒Revoked 4×5。本馬は1代遠ざかることになりますが、とりあえずその要素を含んでいます。
母の父エルコンドルパサーはやや不器用というか、エンジンの掛かりが遅いところがあります。そのため、どちらかといえば外回りコースのほうがいいタイプ。今回もゴール前でやっと届きました。東京芝2400mのオークスは合うと思います。
■日曜新潟1Rの未勝利戦(芝1400m)は、コスモアンドロメダ(2番人気)が2番手追走から3馬身抜け出しました。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2009104656/
「ロージズインメイ×トニービン」はニックスで、コスモラピュタ(阪神大賞典-4着、菊花賞-5着)を筆頭にミヤビファルネーゼ、マイネルグートなどが出ています。とくに芝の成績は優秀で、連対率は27.5%、1走あたりの獲得賞金額は194万円。母の父にトニービンを持たないロージズインメイ産駒は13.0%、85万円という成績ですから差は歴然です。父ロージズインメイはアメリカ血統が強いので、重厚なヨーロッパ血脈であるトニービンがフィットするのでしょう。
本馬の全姉マイネアロマは1勝馬ながら重賞に3回出走しているまずまずの活躍馬。牝系は以下のようにさかのぼります。俗に“華麗なる一族”と呼ばれる名牝系です。
母ダイイチビビット(3勝)
↓
2代母ダイイチルビー(安田記念、スプリンターズS)
↓
3代母ハギノトップレディ(桜花賞、エリザベス女王杯)
↓
4代母イットー(高松宮杯、スワンS)
最近はやや元気がないので、そろそろ一発を期待したいところです。
コメント